Doleとエステーが異色コラボ 規格外バナナを「脱臭炭」に生かす食品ロス削減施策とは

株式会社ドール(以下、Dole)とエステー株式会社は、Doleの「バナナ炭」を原料に採用した「脱臭炭 冷蔵庫用 バナナ炭」を2026年5月27日(水)より数量限定で発売します。

本施策は、フルーツの廃棄ゼロを目指す「もったいないバナナプロジェクト」の一環として実現した、発売26年を迎えるエステーのロングセラーブランド「脱臭炭」との異色のコラボレーションです。

Doleは「フルーツでスマイルを。」というブランドメッセージを掲げ、規格外バナナを加工した「バナナ炭」の展開を2025年より開始しました。(「バナナ炭」を紹介したPR EDGEの記事はこちら)。

エステーの商品開発担当者によると、「脱臭炭」は確かな信頼を獲得している一方で、新たな切り口を生み出しにくいという課題を抱えていたといいます。ニオイを取り除くことを目的とした商品であり、消臭芳香剤のように香りで新規性を打ち出すことが難しいためです。

その打開策として着目したのが、Doleのバナナ炭でした。日用品メーカーが直接関わりにくい食品ロス問題に、コラボレーションを通じて貢献できる点にも大きな意義を見出しています。香りではなく「社会課題解決」という文脈を商品に持たせることで、既存顧客の再購入を促しつつ、新規層の開拓へとつなげる狙いです。

Doleにとっても、日用品領域へバナナ炭の用途を広げる本取り組みは大きな転換点といえます。全国の小売店に並ぶロングセラー商品を新たなメディアと位置づけることで、社会課題への取り組みをより多くの生活者へ届ける導線を構築しています。

単なるチャリティに留まらない両社の本気度は、厳しい品質基準をクリアした機能素材としての有用性にも表れています。商品パッケージには、「もったいないバナナ」プロジェクトのストーリーを深く知るためのQRコードを配置しました。

異色コラボのインパクトで関心を引き、商品の背景にあるブランドの真摯な姿勢を伝えることで、消費者の意識変容を促します。

エステーのロングセラー商品「脱臭炭」と、Doleが目指す「フルーツロス削減」。一見遠い領域にある2つを掛け合わせ、冷蔵庫の生活臭を抑えるという本来の役割と、食品ロスの削減に寄与するという社会的な意義を1つのパッケージに詰め込んだ本企画。

長年培われてきたブランドの強みと、新たな再生素材というリソースを融合させ双方の価値を最大化する、相互補完の企業コラボレーションです。

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