玉木宏が3種の衣装で登場 井村屋「あずきバー」複数購買を促す夏のPR戦略

井村屋株式会社は、同社の「あずきバー」シリーズのCMに俳優の玉木宏さんを起用。「どれを食べても、大正解」篇を2026年6月22日(月)から放映開始しました。7月1日の「井村屋あずきバーの日」という自社の記念日をフックに、より認知効果を生むプロモーションを設計しています。

あずきは昔から縁起の良い食べ物、健康の源として毎月1日と15日に食べられる風習があります。同社は本格的な暑さを迎える7月の初日に、「栄養豊富なあずきを使ったアイスを食べて元気になってもらいたい」という思いを込め、7月1日を「井村屋あずきバーの日」として制定。東京・名古屋・大阪・福岡の全国4都市で合計約15,500本を無料配布するイベントも開催します。

1973年から発売されているロングセラー「あずきバー」は、約20年前から「ミルク」「抹茶」を販売し、バリエーションを強化。今回その3商品を一挙にアピールすることで「3種類とも試してみたい」という複数買いを誘導。「買うか、買わないか」ではなく、「どれを買うか」という選択を提案しています。

CM内では、3つのフレーバーに合わせ、玉木さんが3種の衣装にテンポよく変身し、それぞれ違った魅力を放っています。あずき色のシャツを着て王道である「あずきバー」の存在感を表現し、ミルク色のタキシードはやさしいミルクをイメージした紳士的な装い、そして、抹茶色の着物は深みのある抹茶に合わせ、和の風情と大人の渋さを表現しました。

衣装で視覚的な違いを表現し、3商品それぞれの魅力を直感的に伝えています。

今回のプロモーション期間(6月22日〜7月12日)の直後である7月17日(金)には、玉木さんが出演する映画『キングダム 魂の決戦』の公開が控えており、相乗効果によって生活者にCMの印象もより強く残ることでしょう。

また、CM放映と合わせて「大事な人とあずきバーキャンペーン」を開催中。応募マークを集めて応募すると抽選でギフトカードなどの賞品が当たります。同キャンペーンは、2025年は73万通以上の応募があった人気施策。2026年は当選人数を昨年の3,000名から3,900名に増やし、商品との接点を増やします。

伝統ある定番ブランドが、自社の記念日を起点に3つの味の選択肢を改めて提示した今回の施策。CMで3商品を視覚的に印象づけ、キャンペーンで購入後の応募行動へつなげることで、夏の最盛期に向けた購買機会を広げています。

人気俳優を起用し、ロングセラー商品をいつもの1本から選べるシリーズへ見せ方を変えた、販促・PR事例といえるでしょう。

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