EC中心商品はリアルでどう広げる?エスビー食品の接点拡張戦略

エスビー食品は、フレッシュハーブティー レモングラス&ミントが、モンドセレクション2026において優秀品質最高金賞を受賞しました。

今回の受賞により、本製品は国内外の品評会で4冠を達成。味わいや品質、デザイン、製造工程まで、多面的な観点で評価されています。

今回の施策で注目したいのは、受賞そのものではなく、受賞実績を起点にリアルなタッチポイントを強化している点です。

本製品はこれまでEC中心で販売されてきました。しかし、ハーブティーは香りや味わいといった体験価値が重要なカテゴリーであるため、ECだけでは魅力を伝え切ることが難しく、「気になる」から「買う」までの距離が生まれやすい側面があります。

そこでエスビー食品は、体験型店舗と駅構内の自動販売機という異なるリアルな接点を設計しました。CHOOSEBASE SHIBUYAでは、実際に商品に触れながらブランド理解を深められる体験導線を構築しています。

加えて、横浜駅構内に設置するオリジナルラッピング自販機では、通勤や移動の途中で自然に商品と出会える機会を生み出しています。

駅構内という日常空間への展開は、これまで接触が難しかったライト層への認知拡大にも有効です。商品を「見かける」「気になる」「試してみる」という体験機会を増やすことで、その後のEC購入につなげやすくしている点も特徴といえます。

また、体験導線だけで終わらせず、4冠達成記念キャンペーンを実施している点も見逃せません。EC購入者へ次回使えるクーポンを付与することで、接触で生まれた興味をオンライン購買や再購入へ接続する導線も整えています。

受賞実績を証明することで終わらせず、リアルな出会いの場づくりへ活用し、その先のEC購買までつなげるプロモーション事例です。

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