事務連絡をストーリーに 新社名への想いを載せるセムリンクスの新聞広告
住友電設株式会社は、2026年10月1日(木)付で社名を「セムリンクス株式会社」に変更することを発表しました。あわせて同日、新社名に込めた想いを伝える新聞広告を掲載しています。
社名変更の背景には、2026年3月に大和ハウスグループの一員となった経緯があります。長年にわたり「住友電設」として電気設備工事を中心とした社会インフラの構築に携わってきた同社。グループ体制の変化を機に、事業領域の拡大と企業ビジョンの再発信を目的として社名を一新しました。
4/10 日本経済新聞掲載、住友電設の広告です。
インフラ基盤の整備に取り組んできた同社。
今年10/1に大和ハウスグループのセムリンクスに社名変更します。「リンク」して生み出す仕事が、人と街、未来をつなぐ起点となるよう、次のステージへ歩み出す決意を伝えています。 pic.twitter.com/xcHZoLXHHQ
— NIKKEI BRAND VOICE/日本経済新聞の広告紹介アカウント (@nikkei_ad_flash) April 10, 2026
新社名「セムリンクス」には、「電気工事、機械工事をはじめとした技術と人の力で“つなぐ”という価値を生み出しつづける」という想いが込められています。電設という技術用語を用いた社名を脱却し「つなぐ」という価値へと見せ方を切り替えることで、建設業界の枠を超えて事業を拡大していく姿勢がうかがえます。
社名変更の告知は、事務的なお知らせにとどまりがちです。しかし同社は発表当日に新聞広告を用いて、これまでの強みとこれからの意志を綴ったメッセージをステークホルダーへ向けて直接届けました。単なる情報の通達に企業としての想いを重ねることで、受け手の印象に残る発表へと引き上げています。

また、ロゴマークについては現在検討中とし、後日改めて発表する予定とのこと。一度の発表で情報を出し切らず、段階的に話題をつくっていく点は、10月の本格始動に向けて関心を持続させるコミュニケーション設計です。
社名変更の機会は、多くの企業にとって数年に一度訪れるかどうかの重要な節目といえるでしょう。単なる名称の変更という事務的な通達ではなく、この希少な機会をいかに活用して、企業の新しいビジョンを社会へ浸透させていくかが、広報戦略の鍵といえます。
「お知らせ」を起点に新聞広告などのメディアを戦略的に組み合わせ、ビジョンを可視化するアプローチは、グループ再編や経営体制が変化する場面で参考になる事例です。
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