日本初の家庭用ラップはクレラップ!タグラインを「やっぱり、日本初のいいものを。」に

株式会社クレハは、2025年度より、NEWクレラップのタグラインを「やっぱり、日本初のいいものを。」に変更しました。1960年7月に発売されたクレラップが、日本で初めて販売された食品包装用ラップであることや、クレハの開発・製造への想いを消費者へ伝える内容となっています。

1960年7月の発売当初(初代)、リボン柄だったクレラップのパッケージデザイン。その13年後、1973年には花柄に、そして1989年にはフルモデルチェンジと合わせてフルーツ柄に変更し、“NEW”クレラップとしてリニューアルしました。2025年7月には65周年を迎えるロングセラー商品となっています。

NEWクレラップは、酸素や水蒸気を通しにくい「ポリ塩化ビニリデン製」のフィルムを使用しており、食品の酸化や乾燥を抑える効果が期待できるとのこと。発売以来、品質にこだわった「いいもの」であり続けるため、現在も改良を重ねているそうです。

新たなタグラインは、TVCMやWebムービーにも順次活用されています。TVCM「日本初のラップ」篇では、キャラクターのクルリとクルミが歴代のクレラップを振り返る内容に。クレラップと同世代のカラーテレビも効果的に取り入れることで、クレラップの長い歴史を印象づけています。

クレラップが「日本初」という事実を前面に打ち出し、他社商品との差別化を図るブランディング事例。2025年7月に65周年を迎える歴史あるブランドだからこそできる、信頼感と誇りを感じさせる施策といえます。今後、どのように「いいもの」としての価値が伝えられていくのかも注目の取り組みでした。

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