“次の50年”に向けチーズバーガー専門店をオープン! モスバーガーに、出店意図やPR施策を聞いた

モスバーガーを展開するモスフードサービスは2022年11月29日、同社初のチーズバーガー専門店「mosh Grab’n Go(モッシュグラブアンドゴー)」をオープンしました。

新型コロナウイルス感染症拡大によるテイクアウトニーズや衛生意識の高まり、働き手の減少、また物価高などで外食産業が大きな変革を迫られるいま、モスバーガーが“次の50年”への挑戦として新業態を開発。

その新業態とは、キャッシュレスのセルフレジとモバイルオーダーを活用することにより店舗オペレーションを効率化し、都心立地にふさわしいお洒落な店舗空間と、moshという店名通りに小躍りしたくなるような美味しいチーズバーガーを提供するというものです。

3種類のチーズバーガーを中心にメニューを絞り、都市部を中心に5年間で100店舗の出店を目指す「モッシュグラブアンドゴー」の、出店に至った経緯やPR施策を担当者に聞きました。

改めて、「mosh Grab’nGo」とはどのようなものか、そして出店に至った経緯を教えてください。

モスバーガーは元々二等地戦略で出店を行ってまいりました。これまで出店をしてこなかった都心の一等地に出店を考え始めたのはコロナもあり、店舗の多様化を検討する中で、いま出店している二等地に出店ができなくなる将来も想定し、一等地を新たなマーケットとして出店を始めました。モスバーガーのスタイルでは高い家賃は継続が難しいため、一等地に出店できるビジネスモデルを新たに構築しました。

“チーズバーガー”専門店となったのは世論もあったのでしょうか? また、チーズバーガーだけに絞った狙いを教えてください。

高い家賃を支払うためには、省スペース化が必須です。モスバーガーの平均的な店舗の広さは約40坪ですが、その半分で運営するために、商品数を絞りました。野菜も仕込みや保管のスペースが沢山必要であるため、野菜を抜いたバンズとパティのみとした時に、チーズバーガー専門店とする事に決めました。出店のエリアがエリアの特性上、若い女性をメインターゲットにしている事も理由です(チーズ好きが多い)チーズバーガーのみ三種と品数を縛る事で厨房も人員も省スペース化できます。

#Burger01〈2種のチーズ〉 600円/Jr.450円

チェダー・モッツアレラを使用した、伸びの良さと程よい旨みが心地良い最もシンプルなチーズバーガー。カリッと香ばしく焼き上げた チーズの羽根と、芳醇にとろ~りとろけるダブル食感のチーズ体験ができます。

#Burger02 〈ふわとろチーズ〉 800円/Jr.650円

他にはない、moshオリジナルのふわとろ新食感バーガー。エメンタール・ゴーダ・チェダー3種類のチーズと、ホワイトソースを混ぜ合わせたチーズ加工品によって、ふんわり、とろりとした食感を楽しめます。

#Burger03〈クワトロチーズ〉 900円/Jr.750円

チェダー・モッツアレラ・カマンベール・ゴルゴンゾーラ各種チーズをパティ上で蓋をして溶かした、チーズのうまみ、美味しさを存分に味わえる王道グルメバーガー。4種類のチーズが絶妙なハーモニーを奏で、シズル感溢れる濃厚な味わいで、はちみつやトリュフ塩を添えればチーズの旨みがさらにふくらみます。

出店と同時に話題となった「mosh Grab’nGo」ですが、PR施策はどのようなものがありましたか?

お店自体がその土地にあったデザインとしており、モスバーガーとも書いておりません。これは、一等地に馴染むためにそうしているのですが、そのコンセプトなどは丁寧にお伝えをしていこうと思っております。レジが完全セルフレジですし、セルフサービスのお店ですが、人の温かみを感じられたり、という点は企業風土として続けていきたいと考えております。

イートインスペースを活用したミニイベントでのPR効果をお聞かせください。

開店当初から多くのお客様にお越しをいただき、大変ありがたい事です。何より地域の方でリピートしてくださる方も出来て、スタッフは喜んでおります。これからも広尾に根付いたお店となれるよう努めてまいります。ミニイベントは、1月に初回のイベントを開催いたします。人と人を繋げる事ができるような場所になれるよう地下のスペースではイベントを継続して行く計画です。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

5年で100店舗を目標にしており、東京都を中心に一等地に出店を検討しております。新たなモスバーガーのスタイルとしてまずは広尾でしっかりと継続して行ければと考えております。モッシュは、小躍りするくらい美味しい。という意味合いで名付けました。このお店の商品をお召し上がりになった事が少しでも幸せを感じて頂けたら【食を通じて人を幸せにすること】という私たちの目指すべき目標にも通じると考えております。

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