インフルエンザウイルスを擬人化し、対策を呼びかけた米プリント広告

米コロラド州のピトキン郡は、冬の脅威ことインフルエンザの予防接種を呼びかけるため、インフルエンザウイルスを擬人化したプリント広告を制作し、ウインタースポーツの聖地として知られるアスペン市を中心に展開しました。

“Oh, the places Flu will go(インフルエンザウイルスは本当にどこにでもいる)”というキャッチコピーを配置し、キャラクターになったインフルエンザウイルスがピトキン郡のさまざまな場所を訪れる様子を紹介。「おしゃれなゲレンデへ。気温も湿度も低い冬の季節、インフルエンザウイルスもあなた同様スキー旅行を考えているようです」と書かれ、スキー板を両手に持ったインフルエンザウイルスの姿が描かれています。

その他にも「あなたの家が目的地とならないように。自分自身と家族を守りましょう」や「家に連れて帰ってはいけない存在です」など、いずれも不敵な笑みを浮かべたインフルエンザウイルスと共に警句を鳴らしています。

インフルエンザウイルスをあえてかわいらしい見た目にすることでその脅威とのギャップを生み出し、通行人の目を引こうと試みた広告は、ウィンタースポーツに特化した観光地ならではの文脈を入れつつ、南米圏からの旅行客に向けてスペイン語でも制作されました。

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