Lexusの、見た人に応じ約3000種類に変化するCMが公開

トヨタ自動車が、ヨーロッパで新発売するLexusの搭載機能をアピールするため、視聴者の感情に合わせてリアルタイムで変化するCMをWebサイトで公開しました。

「クライメイト コンシェルジュ」機能とは、ワンアクションで車内を快適な状態に設定するというもの。最大13個のセンサーで車内の温度や湿度を検知。運転席、助手席、セカンドシートに人が座ると、自動でエアコンやシートヒーターといった空調システムが作動し、乗員一人ひとりに心地よさを提供します。

今回公開されたCMは、スマホやパソコンなど、カメラ付きのデバイスからの視聴をしてもらい、顔認証技術を用いることで、リラックス・驚き・ストレス・幸せ・困惑の5感情に分類され、その結果によって音楽や色調などが変化していきます。

表情は断続的にモニタリングされ、CMが進む間に表情が変わるとそれに伴い映像も変化していき、その組み合わせは全部で3125通りあるそうです。

同社は「この先進的な“Feel Your Best”キャンペーンは、顔認識を用いて、視聴者がよりポジティブな気持ちになり、ユニークでパーソナライズされた広告体験を生み出すことを目的としています」とコメントしています。

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