過去の商品パッケージを用いプラスチックゴミを訴求した、南米のNGOが公開した啓発ビジュアル

南米・チリで海洋環境の保護活動を行うNGO・Plastic OceansとFundación Meriは、海に捨てられたプラスチックゴミは自然に還るまでに長い時間がかかることを伝えるため、何年も前に倒産してしまった会社の袋や、今は生産が中止されている商品のパッケージを紹介したビジュアルを公開しました。

“DISCONTINUED AROUND THE WORLD, STILL AVAILABLE IN THE OCEAN(人間界にはもうなくても、海の中にはまだあります)”というキャッチコピーが書かれた3種類のビジュアル。

かつては9,000もの店舗を世界中に構え、レンタルビデオ業界の頂点として隆盛を極めながらも、2013年に倒産してしまったブロックバスターのプラスチック製の袋や……。

1987年に発売され、わずか2年で生産停止となってしまったソフトドリンク7UP GOLDのペットボトル……。

今もなお人気のスナック菓子Cheetosの過去デザインのパッケージ等が、まるで海の底から引き揚げられたかのようなビジュアルで表現されています。

人間にとっては便利であっても、自然界には元々存在しない素材だからこそ分解されるまでに500年もの年月がかかるとも言われているプラスチックが海にもたらす影響を、過去の商品パッケージを用いることで描いています。

その他のCSR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=28

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る