パニック映画風のポスターでサメの保護を訴えた、米・動物保護NGOのOOH

アメリカでさまざまな動物の保護活動を行うNGO・Animal Welfare Instituteは、ふかひれの材料を確保するために大量のサメの命が奪われている現実を、パニック映画風のポスターで表現したOOHを公開しました。

血しぶきが飛び散り、サメの歯のような鋭い刃に囲まれた“THE DEADLIEST SHARK ATTACKS(サメの残酷な殺害事件)“というタイトルが中央に書かれたビジュアル。そのショッキングな表現方法のせいで、一見サメが人間を襲う危険性を訴えているかのようにも見えてしまいます。しかし、よく見るとサメの歯のように並べられた刃はすべてナイフで、ビジュアルの下部には「これは、人間による残酷な所業です」と書かれています。

「毎年7,300万匹ものサメが、ヒレを切り取られた状態で海の中に放り込まれ、無惨な死を遂げています。すべては、高級食材のフカヒレを入手するため。海の生態系が崩れてしまう前に、わたしたちと一緒にこの残酷な所業を止めましょう」というメッセージが添えられており、いわゆるグルメ食材のために多くのサメが命を落としているという事実を伝えました。

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