「目線は常に道路に」交通事故撲滅を訴えたベルギーのビジュアル広告

ベルギーで交通事故の撲滅を目標に掲げるNGO・Parents Of Road Victimsが、車を運転しながらビデオ通話をする際、目線を道路に向けることを訴えたビデオ通話アプリのインターフェースを思わせるビジュアル広告を公開しました。

広告ビジュアルにはCY、CL、IS、TSというイニシャルが並んだビデオ通話風の画面に”Keep your eyes on the road. Not on your videocall(ビデオ通話ではなく、常に道路を見ていよう)”というキャッチコピーが添えられており、イニシャルを繋げて読むと”CYCLISTS(サイクリスト)”という単語になっています。

また別のバージョンでは”CHILDREN(子どもたち)”という言葉や ”PEDESTRIAN(歩行者)”、”RUNNER(ランナー)”など、普段は歩道を利用しつつも、突然車道に飛び出してくる危険性がある人たちへの注意を呼びかけています。

他にも、”PAPERBOY(新聞配達の少年)”や”ROADWORKER(工事作業員)”、”SKATER(スケーター)”等、日頃から車道を利用する人々と遭遇する可能性も訴えています。

いずれのバージョンも、背景には交通事故現場のシーンの写真を使っており、車を運転する際は常に危険と隣り合わせであるため道路から目を離してはいけないという現実と、車道に飛び出してくる可能性がある人たちを列挙することで注意喚起をしています。

その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24

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