日常生活でユーザー情報をトラッキングされる男性を表現したAppleのCM

appleが、iPhoneのプライバシー設定において、アプリに情報のトラッキングを許可するか選べる新機能を訴求するため、日常生活のやりとりから多くの人にしつこく後を付け回されてしまう男性の姿を描いた”Tracked(追跡)”というタイトルの広告動画を公開しました。

動画は、コーヒーショップで主人公の男性がコーヒーを受け取るシーンからはじまります。カップには自分の名前が書かれており、店員から「Felixだね?」と聞かれ会釈を交わします。店を出たFelixがタクシーに乗り込むと、先ほどの店員がなぜか一緒に乗り込んできます。

知らない人に同席され気不味そうな表情を浮かべながらも、次の目的地の銀行に着いたFelix。銀行員と先月の引き落とし額について話していると、先ほどの店員に加えタクシーの運転手までも付いてきていることに気付きます。

その後もことあるごとに行く先々で会話する人たちに後を付け回されてしまうFelix。薬局で買い物をしている時も買い物カゴに入れた商品を、付きまとう人たちから物色され、最終的には大勢の人々を引き連れながら帰宅します。

帰宅後もついてきた人たちでリビングはぎゅうぎゅう詰めで、テーブルの上に座ったり、床に寝ている人の姿も。FelixがiPhoneを取り出すと、”Choose who tracks your information(どのアプリにトラッキングを許可するか自分で選ぼう)”という画面が表示されます。iPhoneでアプリの情報トラッキングをオフに設定すると突然、これまでずっと後を付けていた人たちが次々と消え去っていきます。

アプリ経由でユーザー情報がトラッキングをされてしまうことを、人に追いかけ回されることで表現しています。製品の新機能をその問題解決手段として効果的に表現しています。

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