「すべき」からの脱却。米・アイスメーカーが公開した広告動画

アメリカを中心に事業を展開する人気アイスクリームブランドHalo Top Creameryは、糖類50%オフの新商品を宣伝するため「もう〇〇するのはやめよう」というコンセプトのもと、周囲の目を一切気にすることなく、自由に楽しく振る舞う人々が描かれています。

Fruit Popsというフルーツフレーバーのアイスキャンディー用に公開された動画は、主人公である女性がプールに向かうところからはじまります。他にもくつろいでいる利用者がいるなか、持ってきたスピーカーからお気に入りの音楽を大音量で流し始める女性。画面には”I ‘should’ turn it down(音を絞るべきだ)”という文字が。

女性はその後プールに入るも、泳ぐわけではなく大きな浮き輪に乗りはしゃぐ様子が映されます。”I ‘should’ swim some laps(何往復か泳ぐべきだ)”という文字が現れ、運動をするわけではなくあくまでもリラックス目的でプールに来たことが伺えます。

プールから上がってからも自分が流した音楽に身体を揺らしながら踊る女性は、自らが自由の象徴だと言わんばかりに振る舞い続けます。

最終的に踊り疲れたのかベンチに腰をかけ、Fruit Popsを食べはじめる女性。”I ‘should’ snack less(お菓子を食べるのは控えるべきだ)”という心の声には目も向けず、美味しそうな表情を浮かべながらアイスを頬張る女性。最後は、糖類50%オフだからこそ食べ過ぎを気にせずに楽しめる商品だということを強調しつつ、パッケージ画像を全面に出しながら動画は終わります。

 

動画内には、様々な「すべきだ」という文字が現れますが、これらの固定概念から女性は脱却しており、自分の思うがまま人生を謳歌している様子が表現されています。

Fruit Pops編以外にも2つのバージョンが制作されており、いずれも筋トレをさぼり踊り続ける男性や、体型を気にせずビーチでアイスを食べ続ける男性など、周りの目や健康を気にせずやりたいことをやり続ける人々をストレートに表現しています。

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