『所有』から『リース』へ。ボルボが提案する“あえて買わない選択”

Case: By Not Owning Things You Are Not Owned By Things

ボルボが新たに発売した、プレミアムコンパクトSUV・XC40のキャンペーン。公開された映像は、車の魅力をアピールし、消費者の購買意欲をかき立てるのではなく、あえて『新しい車を買わない』という選択を提案する、異色の内容となっています。

宅配する荷物を両手に抱える配達員、バーゲン会場で我先にと押し寄せる人たち、途切れることなく流れ続けるテレビCM…人々の多くが物欲に支配されている世の中。

そんな殺伐とした光景をよそに、車を走らせる一人の女性がいました。

街中を通り抜け、川岸に車を停めて、穏やかな表情で遠くを見つめる彼女は、自分にとって何が本当に必要なのかを知っています。

映像の最後は、以下の言葉で締めくくられています。

「By not owning things, you are not owned by things.(物を所有しなければ、物に支配されることもない)」

このキャンペーンで紹介されているXC40は、ボルボが新たに導入したリースプログラム『Care by Volvo』の対象車。車を買うのではなくリースすることで、保険やメンテナンスなどにかかる時間と労力を省けるのが大きなメリットです。

ボルボによると、自動運転技術が自動車業界に革新をもたらしたように、車のリースシステムこそが今後の消費者のニーズに応える画期的な方法なのだそう。所有することで発生する面倒な手続きを一切なくし、純粋に車を楽しむことができるという、車好きにこそお勧めするプログラムとなっているということです。

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