男性育休100%の裏側にある「休める組織」 スパイスファクトリーの両立支援

デジタル・トランスフォーメーション支援事業を手がけるスパイスファクトリー株式会社は、東京都の「TOKYOパパ育業促進企業」で最上位区分のゴールド認定を取得したことを、2026年9月14日(月)に発表しました。

東京都では、育児休業を単なる「仕事を休む期間」ではなく、社会の宝である子どもを育む期間と捉え、育児休業を「育業」と呼んでいます。育業をする本人だけでなく、職場や家族など支える側も含め、社会全体で子どもを育てる機運を広げる取り組みです。

同社は2025年から、チルドレンファーストの社会を目指す東京都の「こどもスマイルムーブメント」の宣言に賛同して参画し、育業応援企業にも登録しています。

こどもスマイルムーブメント

同社では、2025年1月1日(水)から12月31日(水)までに、配偶者が出産した男性従業員5人全員が15日以上の育業(育休)を取得。男性の育業取得率100%、平均取得日数88.8日を記録し、男女ともに取得率100%を達成しています。

同社が妊娠期から設けている支援が、独自の「プレママ・パパ制度」です。妊娠中の従業員本人や、パートナーが妊娠中の従業員に最大20日の特別有給休暇を付与。体調不良や検診、出産に向けた家庭での準備など、法定制度だけでは補いにくい期間を支援します。

さらに、3親等以内の家族やペットのケアにも使えるウェルネス休暇、企業型ベビーシッター割引券を導入しています。週4日のリモート勤務を基本とするハイブリッドワークや、コアタイムを11時から15時とするフレックスタイムも設けました。妊娠期から子育て期まで複数の仕組みを組み合わせ、育業を取得しやすい環境を整えていることがうかがえます。

同社は、休む本人への支援に加え、不在時の業務を支える仕組みも課題に挙げています。今後は、プロジェクト引き継ぎのプロセスを整え、取得者の体験談をSlackや勉強会で共有し、業務面と心理面の双方から、長期取得を支える組織づくりを進める考えです。

スパイスファクトリーの育業支援

復帰前面談や段階的に業務へ戻る仕組みも整備し、男女の取得率100%を維持しながら、平均取得日数100日以上を目指すといいます。

9月19日(土)の「育休を考える日」を前に、育業の取得実績と取得しやすい環境づくりを発表したスパイスファクトリー。育業を休む本人のための制度だけで終わらせず、柔軟な働き方で日常の両立を支え、今後は引き継ぎの標準化や取得体験の共有まで広げます。

制度、業務の進め方、社内文化を連動させ、育業を取得する従業員だけでなく、不在時の業務を担う従業員まで含めて働きやすい組織を目指すCSR・人的資本経営の取り組みです。

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