\ Pick of the week /先週の話題事例ピックアップ<9/7-9/13>

PR EDGEにおいて、先週たくさん読まれたPR事例・クリエイティブ事例をピックアップして紹介する「Pick of the week」。

今回は、LABO AROOM、ジェイアール東海フードサービス、ほぼ日、ニラックス、新潮社の事例紹介記事をまとめてお届けします。

1. “柔”太朗と“柔”軟剤 LABO AROOMが香りの魅力を重ね着に任せたWebCM


株式会社bridgeが展開するライフスタイルフレグランスブランド「LABO AROOM」は、2026年8月25日(火)、山中柔太朗さんをブランドアンバサダーに起用したWebCM「その香り、メロリッチ。|柔太朗と柔軟剤」篇を公開しました。

今回のCMでは、香りを詳しく言葉で説明するのではなく、香りに魅了された山中さんの行動を描きました。お気に入りの衣類から広がる香りに夢中になり、クローゼットの洋服を次々と重ね着。最後には、圧倒的なボリュームのレイヤードスタイルを堂々と着こなします。

香りの魅力を、衣類を重ねるという目に見える行動へ変換した表現です。LABO AROOMが掲げる上質な世界観を保ちながら、ユーモラスな展開を取り入れることで、ファブリックケアラインの登場を印象的に描いています。

また、CMのタイトル自体も「柔太朗と柔軟剤」という形でストレートに結びつけられており、出演者名と商品カテゴリーの共通点が一目でわかる形に。世界観との相性という起用理由に加え、文字として視覚的に認識しやすい接点を設けたネーミングと捉えられます。

目に見えない香りの魅力を重ね着という行動で可視化し、出演者と商品の接点をタイトルにも組み込んだ広告事例です。

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2. 周年をセールで終わらせない ぴよりん15周年の街ぐるみプロモーション

ジェイアール東海フードサービス株式会社は2026年10月25日(日)、愛知県春日井市勝川のぴよりんshopアトリエ店で「黄色で集まろう!somethingぴよりん!」を実施します。

黄色のアイテムまたはぴよりんグッズを身につけて来店すると、生菓子のぴよりんを除く店内全商品が5%OFFになる企画です。

ぴよりんは2026年7月1日に誕生15年を迎えました。今回の企画で注目したいのは、誕生日当日ではなく、JR東海の「さわやかウォーキング」がJR勝川駅を発着する日に合わせている点です。

時間の設定もウォーキングに合わせました。スタートは8時30分から12時ごろ、ゴールは15時ごろまで。ぴよりんshopアトリエ店は、通常13時からの営業をこの日に限って10時開始へ繰り上げ、参加者が歩いている時間帯との接点を広げています。

来店前から参加できる簡単なドレスコードにすることで、ウォーキングと店舗での体験に視覚的な一体感を持たせています。ぴよりんを象徴する黄色を身につけた参加者が街を歩けば、店外にも企画の接点を広げる効果が期待できるでしょう。

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3. 絵柄を載せるだけで終わらせない ほぼ日×ハローキティのIP活用

株式会社ほぼ日は2026年9月1日(火)、ハローキティとコラボレーションした「ほぼ日手帳2027」の手帳や文具など、全17種類を発売しました。モチーフに採用したのは、1970年代から人気を集める「ハローキティ クラシック」です。

今回は、キャラクターの図柄を商品に取り入れるだけでなく、ハローキティとほぼ日手帳の関係を絵柄として表現しました。手帳を読んだり、手に持って顔をのぞかせたり、顔にすっぽりとはめたりする姿が描かれています。ほぼ日は、これらを「ほぼ日手帳だけのスペシャルなポーズ」と紹介しています。

ハローキティを装飾として配置するのではなく、手帳と自由にたわむれる存在として描くことで、商品を使う時間まで想像させるデザインです。IPの親しみやすさと、自社商品の使われ方をひとつのビジュアルで結びつけています。

ほぼ日手帳は2027年版で26年目を迎え、2026年版の販売部数は110万部です。毎年更新される定番商品に対し、限定ポーズと幅広い商品展開によって新たな表情を加えました。

長年親しまれているIPとのコラボレーションで、既存の絵柄を使うだけでなく、自社商品との関係性まで新たなビジュアルとして描いた事例です。

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4. ハーゲンダッツをブッフェ体験へ 食べ放題でつくる期間限定の来店動機

ニラックス株式会社は2026年8月27日(木)から9月30日(水)まで、全国4店舗のニラックスブッフェで「ハーゲンダッツ 満喫コース」を提供しています。バニラとストロベリーの2種類のアイスクリームを中心に、時間無制限の食べ放題で楽しめる期間限定コースです。

本施策では、通常のブッフェメニューやオーダーメニューに、商品名を冠した特別コースを加えることで、ハーゲンダッツを企画全体の主役に据えています。

さらに、別途注文できるパンケーキにアイスクリームをのせたり、セルフメイクスイーツのトッピングにしたり、ドリンクと組み合わせてフロートをつくったりする楽しみ方も紹介しています。

フレーバー数を増やすのではなく、ブッフェ内の既存メニューと掛け合わせることで、2種類から複数の食べ方を生み出す構成です。

ハーゲンダッツを単なる追加デザートにせず、食べ放題とアレンジ体験を組み合わせてブッフェ全体の楽しみへ広げることで、期間限定の来店動機をつくりました。

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5. 村上春樹の約半世紀を「全集」に再編集 新潮社創立130周年の記念出版


新潮社は創立130周年の記念出版として、作家・村上春樹氏の約半世紀にわたる作品を収めた個人全集『村上春樹WORKS』全16巻を刊行します。2027年1月27日(水)から隔月で刊行を開始し、最終巻は2029年7月に発売する予定です。

同全集には、1979年発表のデビュー作『風の歌を聴け』から2026年の最新作『夏帆 The Tale of KAHO』まで、ほぼすべての小説と著者が精選したノンフィクション、エッセイを収録。

長期刊行に合わせ、継続的な購入を促す特典も用意しました。第1回から第5回までの5冊すべてを購入した人には、ブックレット『村上春樹自選 単行本未収録エッセイ集』を無料で進呈。新潮ショップでは、有償特典付き全巻セットを数量限定で販売します。

新潮社は創立130周年を、長年蓄積してきた作品を振り返るだけでなく、新しい読み方と集め方を示す機会に変えました。

約半世紀の作品群を、配本順、新たな文章、造本、購入特典まで含めて組み直し、2029年まで継続して届ける商品として再編集。周年の話題を1度で終わらせず、既刊作品へ再び手を伸ばす理由を生み出しています。

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先週は、ブランドの世界観や目に見えない価値を、象徴的な仕草やキャラクターのポーズといった明確なアイデアを通して伝える事例が注目を集めました。

出演者やIPと商品との関係性を表現へと落とし込むことで、商品の特徴やコラボの文脈を印象的に伝えています。

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