防災の日2026 建築士×防災士が提言 避難所で守りたい「女性のプライバシー」 プレスリリース

1.「プラダンハウス」の活用方法を紹介する実践動画を防災の日に公開
株式会社立川建築設計事務所(東京都小金井市、代表取締役:立川 明)は、2026年9月1日の「防災の日」に合わせ、建築士・防災士としての専門的な視点から、「女性が安心して過ごせる避難所づくり」をテーマとした情報発信を行います。
その取り組みの一つとして、災害時に活用できる簡易個室「プラダンハウス」の利用シーンを紹介する動画を公開します。動画では、更衣室や授乳スペース、生理用品の交換スペース、簡易トイレなど、避難所生活の中で女性のプライバシーが求められる場面を再現し、限られたスペースでも安心できる避難環境を整えるための活用方法を紹介します。
災害時には、命を守るための避難行動や備蓄に注目が集まります。しかし、避難生活が数日から数週間、場合によっては数か月に及ぶこともある中で、避難所の生活環境は被災者の健康や精神的な負担、さらには生活の質に大きく影響します。
特に女性は、更衣や授乳、生理用品の交換、身支度など、人目を避けて行いたい行動が日常生活の中に数多くあります。しかし、避難所では十分な個室や間仕切りが確保されていないケースもあり、周囲への遠慮や心理的負担から必要な行動を我慢してしまうことも少なくありません。こうした環境は、身体的な不調だけでなく、ストレスや睡眠不足、体調悪化など、さまざまな二次的課題につながる可能性があります。
また、女性だけでなく、乳幼児を抱える家庭、高齢者、障がいのある方、介助が必要な方など、それぞれの事情に応じたプライバシーへの配慮は、誰もが安心して避難生活を送るために欠かせない要素です。避難所の「収容人数」だけでなく、「安心して過ごせる環境」を整えることが、これからの防災に求められる視点ではないでしょうか。
当社は長年、建築設計事務所として住宅や公共施設、教育施設など、人が安全かつ快適に利用できる空間づくりに携わってきました。さらに、防災士として災害時の避難行動や避難所運営について学ぶ中で、避難所におけるプライバシーの確保は、防災対策の中でも見落とされがちな課題であると感じています。
今回公開する動画は、災害用簡易個室「プラダンハウス」の紹介にとどまらず、「女性が安心して避難生活を送るためには、どのような空間が必要なのか」という視点から、自治体や学校、企業、防災担当者、地域住民の皆さまと一緒に考えるきっかけとなることを目指しています。
防災の日を機に、備蓄品の数量だけではなく、「避難所での暮らしの質」についても考え、一人ひとりの尊厳を守る避難所づくりの重要性を広く社会へ発信してまいります。
2.【社会課題】避難所で見落とされがちな「女性のプライバシー」
災害が発生すると、多くの人がまず思い浮かべるのは、食料や飲料水、毛布、簡易トイレなどの物資です。これらは命を守るために欠かせない備えであり、自治体や企業でも備蓄が進められています。
しかし、避難生活が長期化する近年の災害では、「生活環境の質」が被災者の健康や安心感を左右する重要な要素として注目されています。
避難所は、多くの人が同じ空間で共同生活を送る場所です。そのため、プライバシーの確保が難しく、特に女性や子ども、高齢者、介助が必要な方などにとっては、大きな精神的・身体的負担となることがあります。
例えば女性の場合、
・安心して着替えられる場所がない
・授乳や搾乳を行うスペースが確保できない
・生理用品を交換する場所に困る
・夜間に安心してトイレへ行けない
・休息や身支度を整えるための個室がない
など、日常生活では当たり前に確保されているプライバシーが、避難所では十分に確保できない場合があります。
こうした状況が続くことで、人前での着替えを避けるために食事や水分を控えてしまう、授乳を我慢してしまう、十分な睡眠や休息が取れないなど、健康面への影響も懸念されます。また、精神的なストレスが積み重なることで、避難生活そのものが大きな負担となるケースも少なくありません。
もちろん、この課題は女性だけのものではありません。乳幼児を抱える家族、介助が必要な高齢者や障がいのある方、医療的ケアを必要とする方など、それぞれの事情に応じて「周囲の視線を気にせず過ごせる空間」が求められています。
近年では、避難所運営において「要配慮者への対応」や「多様なニーズへの配慮」の重要性が広く認識されるようになりました。避難所は単に多くの人を収容する場所ではなく、一人ひとりが安心して生活できる環境を整える場所へと、その役割が変化しています。
一方で、避難所となる学校の体育館や公民館などは、平常時の利用を前提とした施設であり、災害時のプライバシー確保まで考慮した設計になっていないケースも少なくありません。そのため、災害発生後に急きょ段ボールやカーテンなどで間仕切りを設置する対応が一般的ですが、耐久性や設置性、衛生面には課題が残ります。
私たちは建築設計事務所として、人が安心して利用できる空間づくりを長年手掛けてきました。また、防災士として地域防災や避難所運営について学ぶ中で、「避難所の質」を高めることは、被災者の尊厳を守ることにつながると考えています。
防災対策は、「命を守る」ことから、「命を守った後の生活を支える」ことへと、その考え方を広げていく必要があります。
防災の日を機に、備蓄する物資の数量だけでなく、「どのような環境で避難生活を送るのか」という視点にも目を向けることが、これからの防災に求められているのではないでしょうか。
3.【顧客ターゲット】
「市町村市役所 危機管理課等の防災対策担当」
最終的に避難所の備蓄品を検討し予算計上の上準備をすすめるのは国をはじめ各自治体の考え方に依るところの影響が大です。ぜひプライバシー確保し精神衛生も含めて準備を進めていただくことを期待します。
4.【コンセプト】
「女性が安心できる避難所」×「プラダンハウス」
5.【建築士×防災士としての提言】
私たちは建築士として、これまで住宅や公共施設など、多くの人が利用する建築物の設計に携わってきました。安全性や利便性だけでなく、「人が安心して過ごせる空間づくり」を大切にしています。
さらに防災士として地域防災を学ぶ中で、避難所では食料や水だけでなく、「安心して生活できる空間」の備えも重要であると感じています。
災害時には命を守ることが最優先ですが、その後の避難生活では、更衣や授乳、生理用品の交換、介護など、プライバシーへの配慮が欠かせません。
建築士と防災士、二つの視点から私たちが提案するのは、「避難所の質」を高める防災です。
その一つの提案として開発したのが、災害用簡易個室「プラダンハウス」です。
6.【防災の日に公開する動画について】
防災の日に公開する動画では、「プラダンハウス」の組立方法だけではなく、実際の避難所を想定した活用方法を紹介します。
動画では、
女性用更衣室
授乳スペース
生理用品交換スペース
仮設トイレ
簡易シャワー
など、避難所でプライバシーが求められる場面を再現しています。
製品の使い方を伝えるだけではなく、「避難所で安心して生活するために何が必要か」を考えるきっかけとなる内容を目指しました。
7.【プラダンハウスの特長】
女性のプライバシーに配慮した避難所づくりを実現するため、「プラダンハウス」は災害時の利用を想定して設計しました。
① 2人で約30分、工具不要で組立可能
独自開発の「ジョイントTロック機構」(特許取得)を採用。専門業者を待つことなく、避難所スタッフや自治体職員でも短時間で設置できます。
② 軽量・コンパクトで備蓄しやすい
収納サイズは約53cm×190cm×厚さ13cm、重量は約15.3kg。折りたたみ式のため、学校や公共施設、自治体の防災倉庫でも保管しやすい設計です。
③ トイレだけではない多目的利用
「プラダンハウス」は災害用簡易トイレとしてだけではなく、
・女性用更衣室
・授乳スペース
・生理用品交換スペース
・簡易シャワー
・救護スペース
など、避難所で必要となるさまざまな用途に対応します。
④ 長期備蓄に対応
本体には耐久性・耐水性に優れたプラスチックダンボールを採用。付属パーツ等も腐食しにくい素材を使用することで、長期間の備蓄にも適しています。
⑤ 建築士の発想から生まれた空間設計
単なる「簡易トイレ」ではなく、「安心して過ごせる空間」をつくることを目的に開発しました。避難所での生活動線や利用者の心理面も考慮し、誰もが利用しやすい個室空間を目指しています。
今回公開する動画が、防災の日をきっかけに「避難生活の質」について考える機会となり、一人でも多くの方が安心して過ごせる避難所づくりにつながることを願っています。
⑥ジョイントTロック機構

■他の簡易トイレとの違い <参考資料>


■代表者:立川 明
・S57年 3月 東京理科大学理工学部建築学科卒業
・S57年 4月 郡リース株式会社 技術部設計室 入社
・S61年 一級建築士免許 取得
・S63年 4月 立川建築設計事務所 設立
・平成2年4月 法人化 (株)立川建築設計事務所
・平成21年より小金井市商工会 理事就任
・小金井市商工会 地域交流委員会 委員長歴任
・小金井市商工会 工業部会 部会長歴任
・小金井市 公民会運営審議会委員 委員長歴任
・東小金井北口商店会 会長歴任
・平成28年3月 プラダンハウス 特許出願
・令和2年6月 プラダンハウス 特許登録
・令和5年12月20日 販売開始
・令和8年 防災士認定
■特許番号:第6715661号(簡易トイレハウス) 災害用トイレ
■製品概要
製品名 災害用簡易トイレ「プラダンハウス」
特徴 ジョイントTロック機構を考案!2人で30分で組立完了
発売日 令和5年12月20日
販売先 ネット注文にて当社で販売
https://www.tachikawa-arc.com/
費用 ¥ 88,000 (税込)基本のキット1基 ※送料別
配信元:
PR TIMES
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