【JA北海道】砂糖に甘くない時代に「天下糖一プロジェクト」ラム酒開発
JAグループ北海道は、砂糖に関するイメージアップに取り組む「天下糖一プロジェクト」の一環として、北海道産のてん菜を原料にラム酒を制作しました。2026年3月25日(水)から限定300本で、飲食店での提供およびオンラインショップでの販売を開始しています。
日本の砂糖生産の約8割を担う北海道ですが、近年の過度な「糖質制限」ブームによる消費低迷が課題となっています。

JAグループ北海道は、砂糖へのネガティブな印象を払拭し、正しい知識を広めるべく2019年から「天下糖一プロジェクト」を展開。これまでも、新日本プロレスとのコラボ動画や、料理愛好家・平野レミさんによる「適糖クッキング」など、多角的な情報発信を行っています。
今回の施策では、砂糖そのものをアピールするのではなく、ラム酒という意外性のある形で「糖の価値」を伝える設計を図っています。
まず目を引くのは、「てんさい」と書かれたラベル。ポップなデザインであえて「てんさい」とひらがな表記を採用し、「てん菜」と「天才」を掛け合わせた遊び心を感じさせるダブルミーニングを採用。消費者の興味を引きつけるキャッチーなパッケージデザインに仕上げています。

開発パートナーとして協力したのは、アップサイクルの専門家である「LOSS IS MORE」の井上豪希氏と「房総大井倉蒸溜所」の青木大成氏。クリエイティブな視点と蒸留に精通するスキルを持つ外部のスペシャリストと連携することで、希少性の高い嗜好品としての完成度を高めました。

未利用資源のアップサイクルで、社会課題(資源活用)と珍しい嗜好品に対する期待感を両立している本施策。JAグループ北海道に属するJA北海道中央会の担当者も「糖蜜というてん菜・てん菜糖の新たな魅力をみなさんにも楽しんでいただきたい」と期待を寄せています。
消費低下に直面する地域農家の課題と向き合い、斬新なアイデアで未利用資源にスポットライトを当てて価値化したCSR施策です。
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