「何でも、どこへでも」 日本通運のスタイリッシュなブランディング施策
航空から船舶、鉄道に至るまで幅広い物流事業を営む日本通運は、国内では業界最大手ですが、海外市場におけるプレゼンスは伸び代があります。このたび、ヨーロッパと北米市場での認知向上に向けて、ミニマルでありながらもしっかりとブランドの輪郭が伺えるスタイリッシュな統合キャンペーンを展開しました。
“Anything to Anywhere(何でも、どこへでも)”というシンプルなタイトルの施策は、飛行機のエンジンからドレス、ロボットアームから恐竜の骨格にいたるまで、とにかくあらゆるものをどんな場所へも安全に届けられるというメッセージをミニマルに描いたもの。わかりやすい訴求内容だからこそあえて変なノイズにならないよう、無駄な演出が施されていないのが印象的です。
企画を担当した広告代理店WMH&IのWybe Magermans氏は「日本通運の企業価値は、単に物をA地点からB地点に運ぶだけではありません。顧客のニーズを捉え、一見すると不可能にも思えるような物流の課題を必ず解決する。そんな日本企業らしい哲学そのものなのです」とコメント。普段見慣れた企業が海外に進出すると大きく異なるトンマナのクリエイティブを企画する……そんな現象を代表するようなスタイリッシュな広告キャンペーンでした。
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