よく見ればすべて商品。オルビスに学ぶ 「知りたい」を喚起させるビジュアル作りのアイデア

オルビスより、今夏サイエンスによって導かれた新クリーンビューティブランド『CLEANENCE(クリーンエンス)』が登場します。第一弾商品として、クリーンとサイエンスを追求したスキンケアアイテムとして、フェイシャルソープ『クリーンエンス ピュリファイング ジェントル フェイシャルソープ』、スキントナー『クリーンエンス クラリファイング トリートメント トナー』を新発売。それにともなって、ブランドイメージが発表されました。

昨今、環境への配慮を意識したSDGsの取り組みをはじめとし、美容へも新たな選択肢として「クリーンビューティ」が注目されています。自然と共存していく新しい時代の価値観に共感し、ライフスタイルに取り入れたいと思う一方で、「クリーンビューティ」に関するアンケート調査(サーベロイドによるネットリサーチ)によると、実際に「クリーンビューティ」を認知している割合が全体の24.1%、そのうち、生活に取り入れている割合は4.7%と、まだまだ浸透していない現状が明らかになりました。また、「価値観は素敵だけれど肌への効果はどうか」「肌に合わなかったりしないだろうか」など“肌への効果や品質への安心感”に懸念を感じ、取り入れるまでに至っていないのではないかという課題にも着目し、今回の新ブランド誕生のきっかけとなりました。

クリーンとサイエンスをかけ合わせ「環境にいいもの=肌に効果的なもの」となるスキンケア開発のため新ブランド。先端科学の知見を活用した独自の「アップサイクル理論」によって、不要とされるものからパワーを引き出し、環境だけでなく肌にとっても手ごたえを感じるスキンケアは、自分らしく美しい肌とともに生きたいというビューティを楽しむ気持ちを後押ししてくれそうです。

ブランドイメージのビジュアルはつくるのに頭を悩ませるものですが、今回の一見美しい女性を題材としたクリエイティブ、じつはすべて商品。自社の豊富なラインナップと、その先にある美しさを両方アピールすることができるアイデアが素晴らしい事例となりました。

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