体の障害を一瞬だけ感じられるスポーツウェア。パラリンピック出場者を増やす奇抜なアイデアとは?

Case: Blocked clothes

ペルーのリマで実施された、「リオ パラリンピック」というタイムリーなトピックスにフォーカスしたアウトドア/ダイレクト広告事例をご紹介。クライアントはスポーツ用品店・Triathlon Sport。

同国では、数千人もの障害を持ったアスリートが経済的な理由のために国際大会に参加できないという問題がありました。この問題を解決するために、募金を募るべく、同ブランドは店頭を使って募金を募るメッセージを訴求したのです。

同ブランドは、「腕や足が通らない服」をオリジナルに制作。パンツの足を入れるところや、ジャージの腕や足首などを、小さな布によって塞いだのです。

この服により、消費者に一瞬だけでも障害者の気持ちになる機会を創出しました。

手足がひっかかり、何かと思ってそれをとってみると、そこには募金を募るメッセージが書かれているという仕組み。「手足が自由にならない瞬間をつくる」というアイデアの視点が非常に秀逸なダイレクト/アウトドア広告でした。

(via Ads Of The World)

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