靴だけでなく、靴磨きの子供たちの未来をもピカピカにする“ラジオ付き靴磨き台”プロジェクト

Case: Shiny lessons

グアマテラでは、学校に行けず日夜靴磨きで労働している子供たちが大勢います。彼らは、貧しいがゆえに家族のために働くことを余儀なくされているのです。そこで同国最大の靴ブランドのCobanは、彼らがピカピカに磨き上げる靴のように、“ピカピカに輝く学びの場”を贈るプロジェクトを実施しました。

靴磨きの少年少女たちの傍らにあるもの、それは足台です。

Cobanは、この足台の内部に特殊なラジオを設置し、靴磨きをしている彼らに“輝かしい授業”を放送したのです。

この取り組みは、関係機関やメディアを対象に発表され、多くの関心を集めることに成功しました。

ラジオで授業を聞いた子供たちには、靴磨きセットと引き換えに実際の授業への参加を促しました。結果、237人の子供たちが実際の授業を受講したといいます。

本プロジェクトに対しては、また、すでに同国24県中17の県が関心を示し、実施を要望しているそう。この取り組みは各種メディアで大きく取り上げられ、同ブランドの年間広告費の実に6倍もの広告効果を生むことに成功しました。

子供たちが磨く靴だけでなく、子供たち自身の未来をも輝かせるプロジェクトでした。

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