【クリエイティブ職必見】想像力・発想力をUPさせるビール「The Problem Solver」

Case: The Problem Solver

適度な飲酒は食欲を増進させたり、ストレスを緩和してくれるなど、健康によい影響を与えるとされていることは多くの人がご存知かと思いますが、この度シカゴ大学では「アルコールを摂取すると、想像力がアップする」という興味深い研究結果を発表しました。

もちろんただ酔っぱらえばいいという訳ではなく、“血中のアルコール濃度が0.075％に達した状態”が、クリエイティブな作業をするのに最適なのだといいます。

このデータをもとにアメリカの広告代理店・Crispin Porter + Boguskyのデンマーク支部がセルフプロモーションを目的に開発したのが、“想像力をかきたてるビール”、その名も「The Problem Solver」。

“想像力をかきたてる”といっても、ビール自体に特別な効能があるわけではなく、注目すべきはそのボトルデザイン。血中アルコール濃度を0.075％にするために必要なビールの摂取量を、男女別、体重別に目盛りで示してあるのです。

量産して市場で販売される予定はないということですが、Crispin Porter + Boguskyでは、実際に企画会議・ブレインストーミングなどの際にこのビールを飲酒するよう社員に勧めているといいます。

現実にどれほどの効果があるかはわかりませんが、この遊び心と洒落っ気がクリエイティブを必要とされる広告会社のセルフプロモーションとしてセンスが光ります。「The Problem Solver」＝“これぞ問題を解決するもの”というネーミングも秀逸です。

このビールの詳細を知りたい方は専用サイト「The Problem Solver」からご覧ください。“The Problem Solverになりたい人向けの専用コミュニティ”への参加受付も最下部にあるようです。

参考サイト

The Problem Solver
http://www.problemsolverbeer.com/
ADWEEK
http://www.adweek.com/adfreak/can-beer-cpb-make-you-suddenly-incredibly-creative-162052
Co.Create
http://www.fastcocreate.com/3040103/finally-a-beer-that-will-solve-your-creative-problems