世界一面倒だけどオシャレな水割りの作り方

Case:Water Trick

本日は大手ウィスキーブランド「Jack Daniels(ジャックダニエル)」のバイラルビデオを紹介します。

動画のコンセプトは、手品です。

はじめに、コップになみなみと注いだウィスキーと、水と、1枚のトランプを用意します。

水が満杯に入ったコップの上にトランプを被せ、蓋をします。

逆さまにしたコップから水がこぼれないようにトランプでコップの淵を抑えながら、ウイスキーで満たされたコップの上に置きます。

これで手品の準備は完了です。
ここからコップとコップの間にあるトランプをほんの少しだけ横にスライドさせ、極狭の隙間(上下のコップの間でトランプに完全に覆われていない箇所)をつくります。

すると、、下のコップに入っているウィスキーの液体があたかも湯気が立つように、水の入ったコップに立ちのぼっていきます。

ほんの少しずつウィスキーが上のコップに移動しているのがわかります。

では上に入っている水はどうなっているかというと、ご想像の通り徐々に下のコップに移動しています。

そしてここから動画は早送りです。
ゆっくりと少しずつ、上下のコップの間でウィスキーと水の入れ替わりが進みます

いい感じで上のコップにウィスキーが移ったタイミングで上のコップをテーブルの上に戻します。

そして一人の男性がこの水割りウィスキーを一気で飲み干します。
最後に「くぅ~~」という口元を映して動画はフィナーレを迎えます。

う~ん、とても美味しそうです。

以前、水とウィスキーの比重の違いを利用して作られたカクテルを飲んだことがありますが、今回の手品も恐らく比重の違いを利用しているのだと思います。

ちなみに手品に使われているトランプも、勿論「Jack」でした。
大人の余裕を感じさせてくれる素敵な映像だと思いました。ナイスブランディング!

動画はコチラ

The Whisky Water Trick from Casey Neistat on Vimeo.

参考サイト

・Vimeo
http://vimeo.com/35150174

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る