水だって紙パックの方がいい。92%が植物ベースの“紙パック水”が登場

Case:Boxed Water Paper

世界中で話題にのぼり、各社が取り組んでいるプラスチックごみ問題。そんななかアメリカで、紙パック入の水「Boxed Water is Better.」が登場しました。

一般的に水はペットボトルに入れて売られていることが多いですが、同社は画像のように紙でパッケージを作成。白い紙パックにロゴが描かれたシンプルなデザインです。パッケージの成分の92%が植物ベースで作られていて、この割合は業界一とのこと。

もちろん、プラスチック製品の一部をリサイクルすることも可能ですが、リサイクルがプラスチックの生産に追いついていないのが現状。結局、75%ものプラスチックがリサイクルされていないと言います。しかも、ペットボトルが分解されるまでに700年かかるのに対し、紙は2-6ヶ月で分解されます。

そのため、植物ベースの製品へシフトしていくことは今後の地球環境にとって非常に重要だと言われています。同社の水のキャップ部分もFSC認定の木から作られています。

飲料メーカーがパッケージの課題と向き合ったSDGsな取り組みでした。

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