わたしたち、一緒に住んでもいいですか?動物たちの悲痛な叫びを描いた啓蒙キャンペーン

森林伐採や河川・土壌汚染などを通じて、自然界は非情に厳しい状況に陥っています。資源の枯渇をはじめ、多くの生物の住処が奪われている現状を改善するため、世界各国の政府や企業の積極的な関与が求められています。そんな中、世界自然保護基金(以下WWF)は、住む場所を失った動物たちの悲惨な姿をたった一つの印象的な質問を通じて描いたOOHを公開しました。

“Roomies from the Wild(大自然からのルームメイト)”と題された施策は“Can they move in with you?(一緒に住んでもいいですか?)”という問いと人間の住居に移り住むさまざまな動物たちが写されたビジュアルで、熊や猪、ラッコたちと人間が文字通り共存している様子を表現しています。

現実的ではない形で共存関係を描くことで、事態の深刻さと今すぐ行動しないと近い内にOOHの内容が実際に起きてしまうかもしれないという訴求を力強く行った事例でした。

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