BiSHのアイナ・ジ・エンドがメンバーに手紙を贈る。日本郵便の「卒業と旅立ちキャンペーン」

「手紙」を書くことが減った昨今。確かに情報の伝達速度では電話やメールの方が優れていますが、手紙でしか伝えられないこともあるのではないでしょうか。日本郵政は、言葉で想いを伝えるためのツールとしての「手紙」の素晴らしさを、プロモーション映像「卒業と旅立ち」で見事に表現しました。

この映像は、2023年6月29日の東京ドーム公演をもって解散するアイドルグループ「BiSH」のメンバーのアイナ・ジ・エンドさんを起用したもので、2月24日から実施された「卒業と旅立ちキャンペーン」の一環として公開されました。

同キャンペーンでアイナさんは、共にBiSHから旅立つメンバーに向けて直筆の手紙を執筆。公開されたWEB動画の他、この手紙をモチーフにした新聞、ラジオCM、駅ばり広告など各媒体での広告が展開されました。これらの広告により、さまざまな思いや気持ちを豊かに伝えられる手紙のすばらしさを伝えています。

日比谷公園大音楽堂に佇み、小指を見つめるアイナさん。シーンは切り替わり、慣れ親しんだスタジオのソファに座り、便箋を前にペンを手に取ります。手紙の宛先は「卒業して旅立つみんなへ」。解散するにあたり、これまでの思い出を振り返りながら、メンバーに宛て手紙を書きます。書きながら気持ちが高まったのか、目に涙をにじませるシーンも。最後は、冒頭の日比谷公園大音楽堂で、まるでメンバーと約束をするかのように小指を空に伸ばします。

 

動画のBGMとして、アイナさんが歌う「オーケストラ – From THE FIRST TAKE」を使用。インストロメンタルでの演奏から最後のワンフレーズだけ歌声を使用し、アイナさんの特徴的な声を「手紙」の内容を盛り上げる感動的な要素として効果的に使っています。そして、手紙の末尾は同曲の歌詞で締めくくられました。

卒業して旅立つみんなへ

気づいたんだけど、私たちって昔話に花を咲かせることが多くなったね。
他愛無い話で笑えている景色の中、ふと涙が出そうになる時があります。
うまく眠れなかった夜明け、同じようなクマを目の下に作っていた
メンバーを見て、私は1人じゃないと思いました。

何度も越えられそうもない壁を一緒に超えてきたね。
そして何者でもなかった私たちは、BiSHになれたね。
気持ちをうまく言葉にできなかった私は、沢山傷つけてしまったと思う。ごめんね。
こんな私に居場所をくれて、本当にありがとう。
みんなと歌って踊ってぐちゃぐちゃに駆け抜けた8年間は
宝物の記憶です。

出会う前より、きっと強くなった。誰が何と言おうと、私達は強くなった。
今なら一人一人がどこへだって飛びこんでゆけるはず。
大好きなあなたが強く羽ばたけますように。大丈夫。大丈夫。

その手と手繋いで笑い合った声忘れはしないよ
こんなにも流してた涙も語る声もオーケストラ

BiSH アイナ・ジ・エンド

同社は、アイナさんがメンバーへ綴った手紙を通して「卒業は、一人じゃないことを教えてくれる。」というメッセージを掲げ、「旅立つ仲間へ、手紙を贈りませんか。」と、この春に卒業や旅立ちを迎える人々へ投げかけています。

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