対戦相手を煽っても、一緒に飲めば仲直りできる? ビール会社が提案する“最もおいしい平和協定”

アメリカのビールブランドMichelob Ultraは、スポーツをカジュアルに楽しむすべての人を応援したいというメッセージを込めて、キャッチコピー“THE MOST REFRESHING PEACE TREATY(最もおいしい平和協定)”を軸に、男女2人組がカジュアルにテニスを楽しむ様子を描いたCMを公開しました。

Michelob Ultraのボトルを2本手にした女性が、踊りながらテニスコートをゆっくりと移動するシーンから動画ははじまり、音楽に合わせてまるでテニスラケットを振るかのような動きや曲に合わせて歌い上げるフリをしている様子から、女性がテニスの試合に勝ったことが示唆されます。

歩みを進めた先で待っていた男性が、笑いながらもやや呆れた表情を浮かべながら女性のことを見つめている様子のみを映すことにより、男性が負け、女性が勝ったという試合結果をスコアボードを一切映さずに表現しています。

勝利直後に喜びを大きなジェスチャーで表現することは、対戦相手に対しての“煽り”と解釈されることもあり、スポーツやゲームでは度々議論の対象になります。それを踏まえてか、ラストカットでは「最もおいしい平和協定」のキャッチコピーが映し出され、どんなに悔しい試合結果でも終わった後にMichelob Ultraを分け合えば友情は続くというブランドメッセージをポップにアピールしています。

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