浄水メーカーが“醜いセーター”を販売したワケ

Case:The Ugliest Ugly Sweater

アメリカでは、毎秒2000本のペットボトルが使用され、その70%近くがリサイクルされていないという現状があります。そんなプラスチックごみ問題を受けて、浄水器ブランドのBritaが実施した一風変わったキャンペーンをご紹介。

同社は、プラスチックごみから作った”醜いセーター”をAmazonにて限定500着で販売することにしたのです。セーターのデザインは全部で5種類。ペットボトルが海に浮いている様子など、メッセージ性の高いデザインが施されました。

セーターの80%がリサイクル素材で作られていて、そのうちの40%はリサイクルプラスチックが使われているとのこと。さらに、タグの部分には、「Drink Like You Care」というメッセージがつけられました。

また、同社はAmazonと協力し、特設販売ページを作成。セーターだけでなく、梱包・郵送する箱もリサイクル素材から作り、浄水ボトルとセットで24.99ドルで販売しています。

セーターを着ることで、少しでもプラスチックごみ問題を話題にしてほしいという思いが込められた本キャンペーン。本業と異なる分野とうまくコラボレーションしたキャンペーン事例でした。

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