大人が「専門学校」に集まる ビール造りを体験価値に変えたリカレント教育
近年、働きながら学びを更新し、就労と学習を行き来する「リカレント教育」への関心が高まっています。
そうした流れの中で、東京バイオテクノロジー専門学校は社会人向けに「クラフトビール講座」を開講。専門学校ならではの設備と知見を生かし、本格的な醸造を学べる機会として注目を集めています。

2024年から始まった社会人向けの本講座は、おもに土日、学生向けの授業がない隙間時間を活用して実施されます。入学金5万円、受講料25万円(教材費等込)という価格でクラフトビールについて本格的に学べる講座として、現在は夏期・秋期の年2回開催へと規模を拡大しています。
講座の中身は、大きく分けると3つ。校内ラボでの試験製造、連携醸造所での本醸造、そして醸造所併設のレストランでの販売です。

醸造したビール(330ml×6本)は持ち帰りが可能なため、家族や友人と楽しむことができます。受講生の周囲を巻き込んだ口コミやSNSでの発信が自然発生的に生まれ、さらなる認知拡大につながっています。
さらに、醸造したビールを醸造所併設のレストランで期間限定で販売。自分が造ったビールが、市場に出るという希少性のある成功体験を提供することで、他の同様ワークショップとの差別化を実現しています。

学校が持つ設備や免許といった既存の資産を生かし、夜間や休日、夏期・秋期など授業のない時間帯を“学びの場”として再活用している点も、この取り組みの強みでしょう。
今後はワイン醸造に加え、フレグランスプログラムの開講も予定されており、専門学校の機能を学生向けに閉じず、社会人にも開いていく方針がうかがえます。
本施策は、社会人教育という新たな収益源を確保するだけでなく、学校が持つ専門性そのものを可視化するブランディングにもつながっています。若年層に限らず社会人にも門戸を開くことで、学校の存在意義を時代に合わせて更新する取り組みです。
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