「ほぼ何でも」届ける? Uber Eatsの言葉遊びCM
フードデリバリーサービスのUber Eatsが展開するキャンペーン「Get Almost, Almost Anything」は、英語の言葉遊びを巧みに使ったユーモラスなCMシリーズです。
Uber Eatsはこれまで、レストランの料理だけでなく食料品や日用品など、さまざまな商品を届けるサービスへと進化してきました。そこで同社が掲げたメッセージは「ほぼ何でも(almost anything)届ける」というもの。
今回のキャンペーンは、この言葉を文字通りに解釈した“勘違い”をコメディとして描いています。
たとえば「Hot Dogs」をテーマにしたCMでは、Uber Eatsで注文できる食べ物のホットドッグではなく、“魅力的な犬(hot dog)”が登場。プールサイドでくつろぐ犬の姿が映し出され、「それは配達できません」とユーモラスなオチがつきます。
もうひとつのCMでは、スキンケアブランドの「Burt’s Bees(バーツビーズ)」を題材とし、子ども向け番組『Sesame Street』のキャラクター・バート(Bert)が養蜂場を営んでいる設定。まるで“Bertの蜂(Bert’s Bees)”そのものを配達するかのような演出で笑いを誘います。
どちらのCMにも共通するのは、英語特有の「言葉の多義性」を活用している点です。Hot dogのように、文脈によって意味が変わる単語をあえて文字通りに解釈することで、視聴者に意外性のあるコメディを生み出しています。
ユーモアだけでなく、メッセージの設計にも注目したいところです。Uber Eatsはあえて「何でも届ける」とは言わず、「ほぼ何でも」と表現しています。配達できないものもあることを前提にしながら、その“できないこと”を逆手に取る発想が、このCMシリーズのユーモアにつながっているのです。
言葉遊びをベースにした軽快なコメディを通じて、Uber Eatsのサービスの広がりを印象づける広告といえるでしょう。
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