「ああ、松田優作に使ってほしい。」ライカ搭載スマホの交通広告を大規模展開

シャープ株式会社が3月3日(月)からスマートフォン「AQUOS」の交通広告を展開。渋谷駅構内に備えられた大型看板をはじめとする、JR線の首都圏19駅、関西圏6駅にあるサイネージでアニメーション広告を放映します。

この広告は「AQUOS R9」の新発売にあわせて、ブランドアンバサダーに俳優・松田優作(故人)を起用したシリーズ。今期は「春だもん、変わんなきゃ。」というキャッチコピーで登場しました。

ライカカメラ社(Leica Camera AG、本社:ドイツ・ウェッツラー)監修の高画質カメラ機能を搭載したという「AQUOS R9 pro」を手にする松田氏がさまざまに描かれています。桜の花びらが舞うなか、コミカルにポーズを決める姿など、茶目っ気あるビジュアルが印象的です。

同社は、2024年7月から松田優作氏の実写映像からなるTV CMをオンエア。そのCMは、2025年2月にAMD(一般社団法人デジタルメディア協会)が主催する「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー‛24/第30回 AMD Award」で優秀賞を受賞しました。

一連の広告は媒体に関わらずキャッチコピーを「ああ、松田優作に使ってほしい。」に統一。AIや高精細3DCG、モーションキャプチャーなど最先端技術を駆使することで、‟金狼”を令和に蘇らせました。

交通広告はイラスト展開ですが、演技に一切の妥協を許さず、自身の哲学と信念を貫いた昭和の名優が「AQUOS」ブランドのメッセージを伝えるというコンセプトは変わりません。

唯一無二の個性派俳優は、メモリアルイヤー(2024年/没後35年・生誕75年)を迎えたばかり。その‟懐深さ”と制作チームからのリスペクトが生み出したチャーミングな交通広告です。同社のマーケティング担当者によると「CMは渋くカッコよくした分、交通広告ではユニークな方に振って二面性を演出している」といいます。

製品公式のYouTubeアカウントで、最新シリーズにあたる2025年春バージョンを含め、一連の広告がすべて閲覧可能です。

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