「マリファナを吸ったら乗るな!」を啓発する“乗りたくなくなる”ローリングペーパー

Case: The Weed Advisor

幹線道路の安全に取り組む非営利団体のWe Save Livesは、米国で、医療利用だけでなく娯楽利用でもマリファナを合法化する州が増加していることを受け、「マリファナを吸ったら運転するな」を訴求するために、“乗りたくなくなる”ローリングペーパーを制作しました。

現在米国ではマリファナの合法化の動きが加速しています。多くの州は医療用としてのマリファナ利用の合法化が進んでいますが、コロラド州やワシントン州では娯楽用のマリファナも合法化されており、マリファナ吸引直後の運転が引き起こす自動車事故が深刻な問題となっています。

そこで、We Save Livesは、マリファナを吸った直後の運転禁止を唱えるために、ドライバーに注意を促すローリングペーパーを制作しました。それがこちら。

マリファナを包んでいくと、ペーパーに描かれている2台の車が次第に近づき、包み終わると同時に正面衝突してしまうというものです。

マリファナを“飲もう”と思った、まさにその時に“衝突事故の恐ろしさ”を訴求し、“吸ったら乗るな”をメッセージしたのです。

このローリングペーパーはコロラド州で開催されたイベントで無料配布され、多くのマリファナ愛飲者にマリファナ吸引後の運転の危険性を伝えることに成功しました。

“ドラッグドライビング”に待ったを掛ける斬新なローリングペーパーでした。

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