iPadの“スクリーンショット”機能を応用したaudiスポーツクーペの斬新なデジタル広告
Case:Screenshot
ドイツ自動車メーカー・アウディによる、同社ラインナップの中で最もスピードが出るスポーツクーペ「audi R8」を訴求するためのiPadを活用したデジタル広告。
その名も、“Screenshot AD”。
電子雑誌のあるページに出稿された今回のデジタル広告。
iPadで右から左にページをスライドさせていくと、殺風景な高速道路が写ったページに辿り着きます。
すると、ポップアップで『audi R8を見てみたいですか?iPadのホームボタンとスリープボタンを一緒に押してR8の写真を撮影してみてください』と表示されます。
※iPadやiPhoneでホームボタンとスリープボタンを同時に押すと、スクリーンショットが撮れる機能がありますが、今回の施策ではその特性を活かした仕様です。
右下のボタンを押すと撮影タイムがスタート。
道路の左から猛スピードでaudi R8が疾走してきますので、“ココだ”と思ったタイミングでホームボタンとスリープボタンを一緒に押してスクリーンショットを行います。
上手く車体をスクリーンショットできなかったと思ったら、右下に表示される「Try again」のボタンで再度挑戦ができます。
これを何度か繰り返すと、ポップアップで『audi R8がちゃんと撮影できたかどうか、フォトアルバムでチェックして見て!』と表示されます。
実際に自分のフォトアルバムを除いてみると、スクリーンショットした瞬間の画像を確認できます。
しっかりと車体が写っていなかったスクリーンショットには、“You need to practice more. Try again.”というテキストが表記されています。
見事車体がフルに写っているタイミングでスクリーンショットされた写真の上部には、“New Audi R8. Audi’s design and technology,at 320km/h”と表示されているという仕掛けが施されていました。
お気づきかもしれませんが、この企画で何が凄いかというと、「audi R8の広告イメージを、一度見て終わらせるのではなく、ユーザーのフォトアルバムに残せる」という点ですね。
iPadの特性を活かした秀逸なインタラクティブ広告でした。
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動画はコチラ
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/audi_r8_screenshot
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