ワインボトルのコルクが旅への入口に ポルトガルの観光マーケティング
ワインボトルのコルクが、旅への入口になる。Visit Portugalが展開する「Pairing Portugal」は、ポルトガルの文化的素材にテクノロジーを組み込んだ、ユニークな観光キャンペーンです。
100種類のワインそれぞれに、ポルトガル各地の風景や物語が紐づけられています。特徴的なのは、その体験の入口が“コルク”にあること。
ボトルのコルクには、スマートフォンをかざすだけで情報を読み取れる小さなチップが埋め込まれており、読み取ると詩や観光地の情報が表示され、そのまま旅行の予約へと進むことができます。
ポルトガルは世界のコルク生産の約半分を担う国として知られており、コルクそのものが文化の一部ともいえます。その素材にテクノロジーを組み込むことで、「ポルトガルらしさ」と「現代性」を両立させている点も秀逸です。
さらに、導線設計の完成度も見逃せません。ワインを手に取るという日常的な行動から、詩による感情喚起、観光地の理解、そして予約という具体的なアクションまで、一連の流れがシームレスにつながっています。
日常の中にある小さなきっかけを、具体的な行動へと導く。「Pairing Portugal」は、体験と導線設計を両立させた観光マーケティングの巧みなアプローチです。
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