場所と気分で商品パッケージをカスタマイズ!キールズが仕掛ける究極のローカライズ施策

1851年、ニューヨークのイーストヴィレッジの一角に、一軒の小さなアポセカリー(欧米などの調剤薬局)として誕生したスキンケアブランドのキールズは、美容や健康にまつわる情報を求める地元の人たちが集う小さなコミュニティから、今では世界で約67か国へと広まりました。

各国との出会いを祝し、創業当初から大切にしているコミュニティへの感謝を込めて各国らしいデザインの「Kiehl’s LOVES (キールズ ラブズ)」キャンペーンを毎年世界中で展開しています。今年の日本のテーマは「LOVE YOUR SKIN, FEARLESS YOUR SUMMER やりたいこと、やってみよう。叶えたいこと、叶えていこう。肌も、自分も解き放つ夏を今年こそ!」となっています。

行動制限の解除によりマスクを外す人も増えたほか、4年ぶりに夏のイベントも復活し、ワクワクするようなムードがあふれる今年は「自分の肌を好きになって、夏を思いっきり楽しもう」というテーマで、90年代後半~2000年初期を彷彿とさせるようなプレイフルなデザインとなって登場しています。

また、キールズの大人気4製品の限定エディションが、公式オンラインストアとともに全国のストアにて発売となっています。

今回、この限定エディションの発売を記念して、スペシャルなイベントも開催されます。「Kiehl’s LOVE YOUR SKIN」 POP UP EVENT ~キールズと一緒に、肌も、自分も解き放つ夏を~WITH HARAJUKUにて8月11日(金・祝)限定オープン。ポップでプレイフルな世界観を表現した空間は、夏を思いきり楽しめるようになっています。

最先端肌測定機「ダーマリーダーPRO」で目に見えない現在の肌状態や未来の肌を測定してくれ、肌状態に合わせたスキンケアサンプルセットをプレゼントしてくれるコーナーもあります。

ローカライズでの戦略を重要視するキールズならではの国別の限定パッケージ施策。人気商品の期間限定パッケージはよくあるものの、世界展開ブランドにとっては、国ごとにローカライズしたパッケージを展開するというのはハードルも高いはずです。また、あわせて実店舗でのイベントとも連動して夏気分を盛り上げてくれています。パッケージコミュニケーションの施策として好例といえそうです。

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