OOHの新たな媒体誕生の衝撃、車窓は巨大なモニターだった!

「Canvas」は「東京の街をギャラリーに変える」をコンセプトに、都内を走行するタクシー車両(大和自動車交通・国際自動車 計100台)の空車時間を活用して、タクシーの後方のサイドガラスに広告を映し出す日本初のモビリティ車窓メディアとして2021年3月に誕生。ローンチ以降、エンタメ系サービスを中心に多くの企業がプロモーション活動に利用しています。

さらにタクシーにおける移動時間でブランドやサービスの世界観を伝えるべく、「Canvas」搭載車両においてメニューの開発を進め、乗車体験をより多彩にアップデートした6つのメニューのうち4つの新メニューが実装されました。

①RIDE VIEW 空車状態のフル画面を活用し、自由に静止画を掲載。乗車した瞬間からブランドの世界観の訴求が可能になりました。

②GROWTHジャック 車内のサイネージメディア「GROWTH」にて最長18分に渡り動画コンテンツを放映。乗車時間の全てをブランドコミュニケーションの時間にします。

③GROWTH MOVIE【NEW】 下部のメニューバーをタップすると、通常の18分のコンテンツとは異なる動画の放映が可能に。メイキング映像からドラマや映画まで、自由に設定することができます。④GROWTH VIDEO【NEW】 下部のメニューバーをタップすると、VODサービスのように複数のコンテンツ配信が可能に。タブレット上でユーザーが見たいコンテンツを自由に選択することができ、まるで移動する映画館のように乗車時間がエンターテインメントの時間になります。⑤ブラウザ表示【NEW】 下部のメニューバーをタップすると、キャンペーンやコーポレートサイトなど、任意でWebブラウザコンテンツの表示が可能に。ユーザーがサービスに興味を持った際、関連する情報をタブレット上で確認することができます。⑥リアウィンドウラッピング【NEW】 「Canvas」に加えて、車両後方のリアウィンドウラッピングメニューが登場。リアウィンドウも活用し、特別車両として1ヶ月タクシーをジャックすることができます。まずはCanvas搭載車両50台(大和自動車交通のみ)を中心に販売を開始しています。

体験価値の重要性の拡張とともに、OOHが再注目されていますが、タクシーの窓そのものを広告のスペースとしてしまった発想が新しいです。すでにサイドウィンドウに関しては実施済みですが、リアウィンドウまでぐるりと広告スペース化できるようになったことで、圧倒的にメディアとしての価値が増大したことは間違いなし。自社広告を車窓に投影したタクシーが何台も連なった姿を想像するだけで、ちょっと自慢できそうな気分です。どう活用していけるか楽しみなOOHの新たな選択肢がありました。

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