オンリーワンのチキン。KFCが200種類ものチキンの広告を制作

フランスのケンタッキーフライドチキン(以下KFC)が成形前の鶏肉のみを使用していることをアピールするため、全てのビジュアルを異なるものにし、それぞれがオンリーワンであることを示した「Unalike」キャンペーンを実施しました。

「完全に同じ形をしたチキンテンダー(骨なしチキンの商品名)を見つけることなんて不可能です。なぜなら、わたしたちは本物のチキンフィレのみを使用しているから」というフレーズを添えた屋外ポスターは約200種類。どれとして同じものはなく、1枚1枚はシンプルですが、並べると迫力があります。

ファストフードチェーン各社が販売する骨なしチキンの多くは、成形肉を使うことで均一の大きさと安定した味を担保していますが、これに対しKFCは素材にこだわることを売りにしており、鶏を登録飼育農場で育てることから管理しています。

自然由来の素材を使っているからこそ起きるサイズ違いをアピールすることで、KFCがチキンに対して抱いているこだわりをストレートに示しています。

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