露Burger Kingが“具のないハンバーガー”でワクチン接種を推進

新型コロナウイルス感染症の感染者数がいまだ増加傾向にあるロシアで、ワクチン接種を推進するため、バーガーキングがホームページに掲載している画像を“具のないハンバーガー”に変更し、感染症の代表的な症状の一つである味覚障害をわかりやすく訴えました。

同社のホームページ上には、肉も野菜もない、バンズだけのハンバーガーがずらりと並んでおり、これは、味のないハンバーガーにすることで、味覚障害という症状をを視覚的に表現しています。

画像の一つをクリックすると、「新型コロナウイルス感染症のせいでハンバーガーの味がなくなってしまうのは困りますよね? ワクチンを接種して、ハンバーガーの味を守りましょう!」というメッセージが表示されます。

さらにバーガーキングはインスタグラムでも、人気メニューのワッパーから具を取り除いた画像を投稿し、「ジューシーなトマトの酸味も、鮮やかなソースの香りも、直火で焼いた牛肉の風味もない、何の味もしないワッパーは悪夢です」とコメントしました。

一方、店舗では、レジ横に置いた具のないハンバーガーのフードサンプルと、新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種会場の一覧地図を見るためのQRコードを設置。ハンバーガーのおいしさを守るために、ワクチンを受けましょう、と呼びかけました。

こうした取り組みの結果、バーガーキングは250万人以上にリーチすることに成功。ワクチン接種会場の一覧マップへのアクセスが2万8000件に上り、ロシア当局が運営する新型コロナウイルス感染症のインフォメーションにも1万1200人以上が訪れるなど、ワクチン接種の推進に大きく貢献しました。

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