英コロナビールが、100%天然素材で作ったバー「100% Natural Bar」をオープン

イギリスのコロナビールが、100%天然素材で作られていることをアピールするため、現在イギリスを中心に展開しているキャッチコピー「From The Natural World」にあわせ、イギリス西部にあるリゾート地・コーンウォールのビーチに、100%天然の素材で作られたバー「100% Natural Bar」を期間限定でオープンしました。

 

このバーは、エコ建築の専門家であるMolly Windels-Lyte氏が設計を担当したもので、コンクリートやプラスチックなどの代わりに、粘土や砂、木や竹といった天然由来の素材によって作られたテーブルや椅子のみで構築されています。そのため、バーの運営期間が終了したあとはすべての素材をリサイクルすることが可能で、ビーチには一切の痕跡を残さずに元どおりすることができるそうです。



コロナビールの調査によると、新型コロナウィルス感染症による規制が緩和されはじめたこともあり、35歳以下の若者のうち63%が「今年の夏は屋外での交流を楽しみたい」と答えており、もっとも憧れている場所としてビーチが挙げられたそうですが、一方で自然への影響にも気を配っており、91%が「人が集まることで生じるゴミの影響から自然界を守ることが重要である。」と考えていることもわかりました。

この調査に対し、設計担当のMolly Windels-Lyte氏は「この夏、多くの人がビーチに向かい、ビールを飲みながら友人との再会を楽しむでしょう。しかし、ビーチには大勢の人が集まるための環境が整っていないことが多く、美しい自然がゴミによって汚されているところも見かけます。そこで『100% Natural Bar』では、自然とのつながりを大切にしながら、人との交流に適した場所をつくることを目指しました。わたしたちが自然界に痕跡を残さないようなバーを作ることができれば、人々が友人と会うときにも同じことができるでしょう」とコメントしています。

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