菌やウイルスの温床になっているかも…?スマホを除菌してくれるビルボード

Phone-Sanitizing Billboards

新型コロナウイルスの世界的な流行が始まってから、もうすぐ1年が経とうとしています。感染対策として、ていねいな手洗いやアルコール消毒が有効であることはすでに常識となっていますが、意外な落とし穴となっているのがスマホです。

ほとんどの人が毎日持ち歩き、外出先でも頻繁に手にするスマホは、実は雑菌の温床。調査によると、新型コロナウイルスはガラス面に付着した状態でなんと4週間も生きることができるといい、せっかく手洗いをちゃんとしても、デバイスを触ることでまた手が汚染されてしまうのです。

このことに着目したのが、フィンランドのヘルスケアブランド・Terveystalo。同社はヘルシンキにあるショッピングモールの一角にスマホを除菌してくれるビルボードを設置し、手の消毒と同じようにスマホの除菌も大切だということを人びとに呼びかけました。

このビルボードには高い除菌効果を持つUVC(紫外線)ライトが内蔵されていて、所定の位置にスマホを入れて扉を閉めると、なんと15秒で消毒してくれるのです。

ちなみにこのような紫外線消毒装置、通常だと15分程度かかるそうですが、今回は病院で使われるハイグレードなマシンを使用しているため、わずか15秒で済んでしまうとのこと。

日本を含め、世界では第2波・第3波によるロックダウンが実施されるなど、新型コロナウイルスの脅威はいまだ衰えていません。手の消毒と同じように、スマホの除菌も徹底しなければいけませんね。

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