贈り物の代わりに寄付をしよう。米広告会社によるセルフプロモーション兼CSR施策

Case: 40 for More

アメリカのフロリダ州に拠点を置くクリエイティブ・エージェンシー『&Barr』によるセルフプロモーション。

1年間お世話になったクライアントに感謝の気持ちを込め、毎年年末にささやかなプレゼントを贈っているという同社。今年もプレゼント用にそれなりの予算を組んでいたそうですが、“送ってもたいして喜ばれず、どうせ無駄になってしまうのでは?”と考えました。

そこで考案したのが、クライアントには簡単なカードのみを送り、残りのお金をチャリティーに回すというアイディア。

社内スタッフ40人が自分の興味のある分野から慈善団体を選んで、会社から受け取った100ドルを寄付。&BarrのInstagramと特設サイト『40forMore.com』において、活動内容やなぜそこを選んだか、といった内容を紹介しています。

団体の種類は動物愛護や病気と闘う子供たちのサポート、また発展途上国における就労支援など様々。

そしてこちらが各社に送付したカード。写真もイラストもない、ごくシンプルなデザインで「この安上がりなカードが、とても価値のあるものになります。」と、企画の趣旨を説明しました。

形だけの贈り物をするよりも、そのお金を必要としている人に使ってもらおうというプロジェクト。ホリデーシーズンに絡めたセルフプロモーション兼CSR施策でした。


40 for More from &Barr on Vimeo.

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