北の繁華街すすきので展開。北海道最大のデジタルサイネージ、初の屋外3D広告
札幌市すすきの交差点に位置する複合ショッピングセンター「COCONO SUSUKINO(ココノススキノ)」の大型デジタルサイネージは、2024年12月16日(月)から2024年12月29日(日)までニセコ蒸溜所のクラフトジン「ohoro GIN スタンダード」の3D広告を放映します。
本広告は「COCONO SUSUKINO」にとって初の屋外3D広告であり、すすきのの賑わいに新たな楽しみを加味している施策です。
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すすきの交差点と「COCONO SUSUKINO」のシンボル性
すすきの交差点は札幌を象徴する繁華街であり、観光客や地元住民が集う要所。その中心に位置する「COCONO SUSUKINO」は、2023年にオープンした複合ショッピングセンターで、縦26メートル・横9メートルの巨大なデジタルサイネージを備えています。
このサイネージは北海道最大の規模を誇っており、最新の3D映像技術を搭載する視認性の高さから、すすきのの新しいランドマークとなっています。
今回「COCONO SUSUKINO」のデジタルサイネージで放映された「ohoro GIN スタンダード」の広告は、すすきのの屋外広告文化を受け継ぎながらも、最先端の技術を駆使して差別化を図った取り組み。
ボトルが画面から飛び出すような立体演出やグラスに注がれるジンとソーダの映像が、商品に触れたことがない人々にも魅力を感じさせる内容となっています。
3D広告の演出がもたらす新たな体験
広告映像は「ohoro GIN スタンダード」のボトルがまるで画面から飛び出すように見えるダイナミックな演出が特徴的。さらに氷の入ったグラスにジンとソーダが注がれる場面では、液体の透明感や音響効果がリアルに再現されており、視覚と聴覚を通じて商品の爽快感を体験できます。
この広告はシンプルなプロモーションとしてだけでなく、通行人に「飲んでみたい」という感情を沸き立たせるでしょう。
また、同じすすきの交差点にある「ニュー北星ビル」は「ohoro GIN スタンダード」の看板も設置されている場所。これにより広告の相乗効果が生まれ、商品の存在感をいっそう引き立ててくれそうです。
「ohoro GIN スタンダード」の国際的な評価
「ohoro GIN スタンダード」は北海道ニセコ町で製造されるクラフトジンで、13種類のボタニカルを使用した複雑で奥深い風味が特徴的な逸品。地元産のヤチヤナギやニホンハッカをはじめとする素材が織りなす独自の味わいは、クリアでスムースながらも芯のある飲み応えがあります。
同商品の品質は国際的にも高く評価されており、2024年2月に行われた「World Gin Awards 2024」のクラシックジン部門では、世界最高賞を受賞。さらに9月には「International Spirits Challenge 2024」でジンカテゴリーの最高賞「トロフィー」を獲得しました。
一年の間に2つの国際的な品評会で頂点に立つ快挙を成し遂げたことは、北海道産のクラフトジンが世界的な地位を築いている証といえます。
地域と連携した広告戦略
ニセコ蒸溜所は、すすきのという札幌のシンボル的な場所を選ぶことで地元住民や観光客に「ohoro GIN スタンダード」の魅力を直接訴求を実現しています。北海道最大級のデジタルサイネージを活用することで商品の高級感とブランド力をアピールしつつ、地元企業としての存在感を示しました。
※ニセコ蒸溜所
さらに、すすきの交差点という観光客が頻繁に訪れる場所で広告を展開することで、地元だけでなく国内外の市場を意識したプロモーションともなっています。このような取り組みは、地域活性化にも貢献する好例といえるでしょう。
北海道最大規模の3D広告が示す可能性
今回の広告は、すすきの交差点というロケーションと「COCONO SUSUKINO」の大型デジタルサイネージというスケールを最大限に活かした施策。北海道最大級の画面サイズに加え、最新技術を活用した3D映像が通行人に視覚的インパクトを与え、広告そのものがエンターテインメントとして機能しています。
また、視覚だけでなく音響も取り入れた広告表現で商品の爽快感や高級感をよりリアルに体験させる仕組みは、まさに秀逸。このような多感覚に訴える広告は、今後の屋外広告の新たなスタンダードとなる可能性を秘めています。本広告は地方発信のグローバルな展開を考える上で、参考となる施策でした。
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