単なる命名権で終わらせない ユニクロがドジャース球場を育成と交流の拠点へ
株式会社ユニクロとロサンゼルス・ドジャースは、2026年8月20日(木)から23日(日)にかけて、ユニクロが命名権を取得したグラウンド「UNIQLO Field at Dodger Stadium」を拠点とする社会貢献活動の第1弾を実施しました。
企業名を冠したフィールドを広告枠にとどめず、次世代育成、国際交流、地域支援、ファン体験という4つのプログラムの拠点として活用しています。
次世代育成を担う「UNIQLO Field at Dodger Stadium Academy」には、日本の中学生12人とロサンゼルス地域の中学生30人が参加。トロフィーホールや選手エリアを見学し、野球の歴史やスポーツビジネス、サステナビリティについて学ぶ内容です。
球場の設備や運営を教材とし、観戦の場をキャリア教育にも生かしています。今後5年間で地域の中学生1万人以上を対象とする計画からも、継続的な教育機会を提供する姿勢がうかがえます。

国際交流では、日米のジュニア選手計30人が、ドジャース往年の名投手オーレル・ハーシュハイザー氏や元メジャーリーガーの高橋尚成氏、ドジャースのコーチから直接指導を受けました。
現役のジャック・ドライヤー選手やダルトン・ラッシング選手との質疑応答も実施。球団が持つ選手や指導者との接点を、次世代選手の学びに結びつけています。ドジャースだからこそ提供できる人的資産を、育成プログラムへ生かした取り組みです。

地域支援では、2025年1月に発生したロサンゼルスの山火事で被災した地域の高校生と家族を招待。エアリズムのTシャツなどの寄贈に加え、デーブ・ロバーツ監督との交流や試合前練習の見学、試合観戦を実施しました。
物品の提供だけで終わらせず、球場で過ごす機会を設けることで、被災地域との継続的な関係づくりを後押ししています。
8月23日(日)には、冠イベント「UNIQLO LifeWear Day at Dodger Stadium」を開催し、ドジャース仕様の限定サングラスを先着4万人に配布。
デーブ・ロバーツ監督の等身大パネルを設置したユニクロブースも設け、教育や支援の参加者に限らず、球場を訪れた幅広いファンがユニクロに触れる機会をつくっています。

企業名の掲出だけでは接点が一過性になりやすいなか、同じ場所で複数の社会貢献活動を積み重ねることで、「UNIQLO Field」という名称そのものに活動の実績や体験を蓄積していく取り組み。
命名権を認知施策で終わらせず、中長期的なブランド資産へ育てるスポンサーシップ事例です。
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