たいやきを「バリアフリースイーツ」へ 素材とアートで再構築する阿佐ヶ谷の新店
株式会社ユニット・ワンは、2026年9月10日(木)、東京・阿佐ヶ谷に「TOKYO TAIYAKI MANIA Asagaya Lab」をグランドオープンしました。約120年の歴史を持つたいやきを、「超・健康素材」と「ジャパンポップカルチャー」で再構築する体験型店舗です。
看板商品「愛とたいやき」は、グルテンフリー、ヴィーガン、無添加、有機素材を掲げています。豆腐と米粉を使った独自の生地で、外はパリッと、中はもちっとした「もちゅぱり!新食感」を表現。さらに、保存料、香料、増粘剤、マーガリン、白砂糖を使わず、年齢や性別に加え、アレルギーや宗教などの壁を越えて楽しめる「バリアフリースイーツ」へのアップデートを掲げています。

商品を特徴付けるのは、素材だけではありません。焼き型には、バンド・MONO NO AWAREが「およげ!たいやきくん」を新解釈してカバーした際に、画家・落合翔平さんが手がけたビジュアルを採用しました。
楽曲のカバーのために描かれた絵が焼き型となり、実際に手に取って食べられるたいやきへ変わっています。音楽とアートを装飾にとどめず、商品の形そのものへ組み込んだ設計です。

店舗では、ヴィーガン、無添加、有機バニラを使ったオリジナルジェラートも提供。熱いたいやきを溶けやすいジェラートにのせる行為を「波乗りチャレンジ」と名付けています。ジェラートには海の塩ミルク、ブルーオーシャン、ももいろさんご、グリーンオーシャンを用意し、注文後の食べ方まで体験として提案しました。
店舗空間にはステンレス、白壁、大理石などを使い、焼き型やアートワーク、レコード、植物を展示。入口にはスロープを設け、ベビーカーや車椅子を使用する人への配慮も欠かしません。Tシャツ、実物大のたいやきキーホルダー、チャームなども展開し、店内で味わった世界観を持ち帰れる接点を設けています。
「TOKYO TAIYAKI MANIA Asagaya Lab」は、伝統的なたいやきを、素材だけでもデザインだけでもなく、食の多様性とポップカルチャーの両面から捉え直しました。約120年続く身近な菓子に、新しい食べ手と新しい見せ方を加えたブランディング事例です。
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