番狂わせを起こしたチームだけに贈られる コカ・コーラが制作したガラスのバッシュとは

ガラスの靴ではなく、ガラスのバスケットシューズ。コカ・コーラが展開した「The Glass Sipper」は、誰もが知る“シンデレラストーリー”をまさかの形で具現化したキャンペーンです。

アメリカで毎年熱狂的な盛り上がりを見せる大学バスケットボール大会、NCAA March Madness。日本の夏の甲子園に匹敵する国民的スポーツイベントで、格下のチームが強豪を打ち破る“番狂わせ”がたびたび起こることでも知られています。その快進撃は「シンデレラストーリー」と呼ばれ、ファンの間で親しまれています。

コカ・コーラはこの文脈に着目し、トーナメントでもっとも期待を裏切る活躍を見せたチームとそのファンを称えるための特別なカップを制作しました。シンデレラの象徴である“ガラスの靴”をバスケットシューズへと大胆に置き換えた“ガラスのバッシュ型カップ”は、実際にコーラを注いで飲める仕様です。

このアイデアが機能している理由は、March Madnessのファンなら誰もが“シンデレラストーリー”という言葉を知っているから。「格下チームが奇跡の快進撃を見せる=シンデレラ」という共通の物語があるからこそ、ガラスのバッシュを見た瞬間、直感的に理解できる設計になっています。

観戦するだけだったスポーツ体験に“持つ・飲む”という新たな接点を加え、ファンが物語に参加できる体験を生み出しました。物語をプロダクトに変え、プロダクトを体験に変える。コカ・コーラが示したのは、ブランドが文化の一部になる方法といえるでしょう。

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