片手間PR術をまとめたビジネス実践書、たいやき引換券付きの異色PRができたワケ
株式会社河出書房新社は、辻井啓作さんによるビジネス書『片手間PR術 取材が絶えない「商店街の小さなたいやき屋」の広報戦略』を、2025年12月9日(火)に発売。この出版を記念して、「たいやき引換券」付き書籍の限定販売を開始しました。

著者の辻井さんは、取材件数200件超、人気テレビ番組、NHKドラマや人気マンガ、全国紙やWebニュースにも多数登場したたいやき店の店主。今回出版されたのは、東京都杉並区の阿佐谷パールセンター商店街にある「たいやき ともえ庵」がメディアの注目が集めるのか……“広告費ゼロ・コネなし・あんまり時間なし”だという店主が、ひとりで地道に積み重ねてきた“現場発のPR戦略”を初めて明かす、ビジネス実践書です。
本日10月5日(日)で今期のかき氷は終了。たくさんの方にお越しいただいたこと、感謝しております。
閉店後に夏看板から通常の看板に変更しました。
いよいよたいやきの季節です! pic.twitter.com/D9LU7Vsax7— たいやき ともえ庵 (@tomoean) October 5, 2025
そして、出版記念として著者辻井さんが企画したのが、今回の限定版販売です。たいやき引換券は、地元阿佐ヶ谷の八重洲ブックセンター阿佐ヶ谷店ほか中央線沿線の一部書店で、『片手間PR術』を購入した人が対象。予定枚数限定で、300円相当の同店のたいやき引換券が1冊につき1枚進呈されるものです。

辻井さんは、今回の企画に下記のようにコメントを寄せています。
たいやきを味見して、PR戦略の効果を直接目で見ていただけるよう「たいやき引換券」をご用意いたしました。引き換え期間は発行日より約2年間にしています。いつかお店にお越しいただいて、「こんな小さなお店でもPR戦略を実践すれば話題を呼べるんだ」ということをお確かめください。本書がお役に立てること、そしていつか店にお越しいただけることを願っております。

個人商店ながらも、さまざまな創意工夫でメディア露出を重ねてきた店主のPR戦術が、ぎゅっと濃縮されて1冊にまとまったビジネス書の出版。その機会すらも本業である、たいやき店への来店のきっかけ作りに活用しています。さらに、お店のある阿佐ヶ谷の地元を中心とした沿線の書店に絞り込むことで、本購入と来店の確度を上げる効果も期待できます。
書籍のタイトルにある「片手間PR術」の名のとおり、宣伝と引き換え券の発行・配布は出版元と書店に任せ、数量限定とすることで無料となるたいやきの数や金額も見込めます。書籍購入者で、たいやき店に足を運んでくれる人はお店にとっても貴重なリピーター候補。書籍の販売促進と本業のお店のPRとをうまく掛け合わせた巧みな施策となっています。
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