作家・又吉直樹が描く「恋物語 in 秩父」に山下リオが主演！西武鉄道CM 「とびら」篇

春に「西武鉄道」のCMに出演し、秩父で作家としてインスピレーションを爆発させた又吉直樹さんが、秋冬にも秩父に思いを馳せます。

秩父ならではのアイテムから物語が誕生

バーで執筆中の又吉さん。ウェイターが運ぶウィスキーを見て物語のひらめきを得たようです。

物語の主人公は1人の女性。秩父の「ベンチャーウィスキー」に惚れ込み、恋人を残して秩父に“移住”を決意します。

蒸留所で待ち受けていたのは楽しいことばかりではなく、想像以上の試練でした。3年経っても失敗ばかり…打ちひしがれて時には涙も。

「とびら」が出現！

そんな時、突如、女性の目の前に「特急レッドアロー号」の「とびら」が現れました。降りてきたのは、なんと残してきた彼！

大好きな人と大好きな土地を巡る

彼女の好きな秩父を周りながら、近況を語り合う2人。

現状は「まぁまぁ」であると主張する彼女に、彼は不思議なことを話し出します。

街なかで「レッドアロー号」の「とびら」を見て、彼女から呼ばれたと。

強がりな彼女

「呼んでない！」と否定するも泣いていたことを指摘され、「うるせー！」と三峯神社の石段を駆け上がる彼女。

何をお祈りしたのでしょうか。

言わなくても、伝わる

相当へこんでいた彼女ですが、彼のおかげで改めて秩父が好きだと実感しました。彼も「いいところだなぁ～」と認めてくれます。

彼への感謝の気持ちを口にしようとしますが、飲み込んでしまいました。

2人の恋物語を書き進めながら、言葉にしなくても伝わっている…と作者の又吉さんは感じたのです。

秩父は物語だ

執筆が一段落すると、又吉さんの前にも「とびら」が現れました。「忙しいねんけどな～」と言いつつ、うれしそうです。これから又吉さんも秩父へ向かうことになるのでしょう。

春のCMでは又吉さんが自ら秩父を旅する話でしたが、今回は秩父を舞台に恋物語を描く作家としての出演となりました。秩父の雰囲気の良さが伝わってくる「西武鉄道」のCMでした。