オールブラックスがメン・イン・ブラックに!? またしてもニュージーランド航空の機内安全ビデオが面白い

最近、各社こぞって斬新な機内安全ビデオを公開していますが、中でもニュージーランド航空の機内安全ビデオの面白さには定評があります。オールブラックスといえばラグビー・ニュージーランド代表ですが、屈強な彼らが今回はメン・イン・ブラックに扮して機内の安全を守ります。

オールブラックスがメン・イン・ブラックに

黒ずくめの二人組が、バッグに地球外生命体らしき生物が入ったバッグを持って組織に戻ってきたところから動画はスタートします。無造作にバッグを置き、ボスに会いに行く二人。パグ犬がミーティング中のところを割り込むようにして、リッチー・マコウとダン・カーターが席に着きます。

ニュージーランド航空の機内の安全を確保して欲しい

二人に、エージェントIと新人のエージェントSを紹介するボス。新人のSが自己紹介しようとするのを遮って、今回の任務を発表していきます。「ニュージーランド航空から、機内での乗客の安全を確保する支援をして欲しいとの依頼があった。我々がその任務を遂行する」とボス。

音楽とラップ、そしてダンス

「飛行中は乗務員の指示や点灯サインに従ってください」、「手元に置きたい荷物は、座席の上の物入れか、前の座席の下に置いてください」、「シートベルトサインが点灯したら、座席に戻ってシートベルトを着用してください」など、よくある真面目な機内安全ビデオのセリフを、ここでは音楽に乗せてラップで教えてくれます。

内容は真面目な機内安全ビデオ

シートベルトの着用のすすめや、酸素マスクの着用の仕方、緊急事態の際自分の身を守る姿勢、救命胴衣の場所と着用の仕方の説明が続きます。

その後も、機内全面禁煙、電子タバコや充電も禁止、電子機器は機内モードに、Wi-FiやBluetoothは全てOFFにといった説明が続き、詳しくは前の座席のポケットにあるしおりを読むか、客室乗務員にお尋ねくださいとのこと。

こうして至極まっとうな内容の機内安全ビデオを、音楽とラップ、ダンスで紹介していったわけです。最後には、オールブラックスのメンバーや過去のスター選手など、ビデオに出演していたニュージーランドの有名人たちを写真つきで紹介します。長すぎず、リズミカルに見られるところが飽きなくてとてもいいですよね。