親へのエールと子への後押し ガーナとONE PIECEが本音をつなぐ父の日OOH

ロッテの定番商品「ガーナチョコレート」は、2026年の母の日・父の日シーズンに向け、『ONE PIECE』とのコラボレーションを展開しています。

3月に解禁された「母の日」企画に続き、第2弾として「父の日」に焦点を当てた新施策を発表。単なるキャラクター広告にとどまらない、親子の心理に深く寄り添ったコミュニケーション設計が注目を集めています。

今回の施策の核となっているのは、ロッテが実施した「親子の本音」に関する意識調査です。

調査の結果、自分の子育てを「100点満点ではない」と不安視する親が半数を超える一方、子どもの約7割は「今のままで十分」と親を全肯定しているという、温かな認識のギャップが浮き彫りになったといいます。

しかし、親を肯定しているにもかかわらず、約半数の子どもが日ごろの感謝を言葉や態度で伝えられていないと回答しており、家族ゆえの照れくささが本音を伝える妨げとなっている実態も示されています。(調査結果はこちら)。

こうした親子の心理背景を汲み取り、本施策では父の日を親のプレッシャーをほどき、子の背中を押す日として捉えているようです。

渋谷駅に掲出された大規模な屋外広告や描き下ろしビジュアルには、「ビビとコブラ」や「レベッカとキュロス」といった作中の親子を起用。

信頼し合う親子の想いが対になるメッセージを添えることで、直接言葉にするには気恥ずかしい家族の本音を、キャラクターが代弁するように言語化しています。


この後押しの仕掛けは、広告だけでなく実際の商品設計にも反映されています。

「ガーナミルク」や「プレミアムガーナ」のパッケージ裏面にはメッセージ欄が設けられており、そのまま自分の言葉を添えて感謝を贈ることが可能。チョコレートに、想いを届けるための具体的な道具としての役割も持たせています。

情報発信のタイミングについては、ゴールデンウィークの直前に今回の情報を解禁し、渋谷駅でのOOHを4月27日(月)から5月3日(日)まで掲出。5月の母の日、さらに6月の父の日へと続くギフト需要を、連休中の話題化によって早期に最大化させる設計です。

調査で浮き彫りになった「親子の本音」を、IPのストーリー性を生かしてすくい上げた本施策。記念日を起点に、キャラクターに想いを託してチョコレートを手渡すという具体的なアクションへと導き、感謝を交わすという情緒的価値を購買に結びつけています。

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